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  市立竹原書院図書館
  〒725-0026   
  広島県竹原市中央
  4丁目7番11号  
  TEL 0846-22-0778  
  FAX 0846-22-1072

 

 

課題本

『よだかの片想い

島本 理生/著 集英社

読書会を終えて

吉川 五百枝

 顔にアザがある女の子に対して、どんな視線が向けられるかを様々な体験から大人はよく知っている。だが、自分が傷つけたかもしれないという記憶を持つことは少ない。
〈私の顔にはうまれつきのアザがある〉
 という最初の1行目をどんな思いで読んだか、ということを作品への入り口とした。身の周りにそういう光景があったと第三者的に思い出す人も多かったが、その成長につれて好奇の目に傷つくことが想像でき、我が子を見る親のように不憫に思ってしまうのは。読み手の生活年齢が影響するのかもしれない。
 顔に生まれつきのアザを持つアイコは、作品に登場してきたとき23歳の理系大学院生である。これまで周囲の〈無自覚に同情する他人の優越感〉によって、アザを異形のものと刻印されてきた。
 ところがそのつらい描写の部分が、はじめの10ページ程で終わってしまった。本人がそれまでの経験をくしゃくしゃに丸めて飲み込んでしまったような10ページだ。とは言え、彼女の周りの人には、その心の変化はわかっていない。
 年頃になり本の表紙写真になることに期待した親は、アザを強調した写真の出来具合を悔しがった。だが、本人は、そういう反応をする両親が悲しかったのだ。かわいさや愛想笑いなどではなく、アイコの言いたいことは別にあった。
〈私のアザは「マイナスなんかじゃない。最初から」〉
 これが、両親や読み始めた大人に向かって言いたいことだったと思う。アザはアザであってプラスでもマイナスでもないという考え方が、次第に培われていったことが感じられる。だから、つらいことは早々に書き終わったとも言えよう。
 アザについて何か言われる度に、庇おうとする親の心情が働く読みがある一方で、23歳の若さの潔さとも読み取ることができる。
「私の顔にはうまれつきのアザがある。これが私なのだ」と1行目から宣言している。そのように自覚するまでには 喜怒哀楽さまざまな時をすごしたことだろうが、アイコは客観化して受け入れた。読み手が彼女の横に立ってその顔をみていたら、清々しい気持ちにもなるだろう。あまりにも「見た目」にこだわる昨今の風潮への反発も含ませているだろうが。
 だが、この心底の脆さも想像する。その脆さが『よだかの星』へとつながっていくのではないかと思える。
 この作品の題名には「よだか」とあっても、本文では、真ん中あたりに数行だけ、宮沢賢治の『よだかの星』が登場する。だから題名からいっても賢治の『よだかの星』の余韻を利用しているのだなと思えるのだが、話し合ってみると、この作品に教科書で出会ったことがないという世代もあった。作者は、世のみんなが賢治作品を知っているという前提で書いたのだろうか。
 賢治の「よだか」を知らなければ、「カワセミ」でも「フクロウ」でもよかったことになる。作者がこの題に落ち着ける前に、三つくらいの題名を検討したと何かの記事に書いてあったが、いずれも「よだか」はくっついていた。
 例会では、賢治の『よだかの星』の思想をバックにしているだろうという線で話をすすめた。
 もう一度『よだかの星』を読み直す。いつものように図書館から絵の描き手が違う数冊の絵本が用意され、「よだか」という鳥を探せる図鑑も何冊か提示された。(図書館でする読書会の醍醐味を味あわせてもらえる時間だ。)
 賢治は、「よだかはじつにみにくい鳥です」と始める。
 よだか=みにくい=アザ、という関係式は、これまでの大人の経験から一応出てくるが、よだか=名前も姿も自分が選択したのではない=アザは自分が選択したのではない、という関係式がアイコによって強調される。
 アイコは、この作品について、理不尽すぎてすごく腹がたったという。自分ではどうしようもないことなのに、相手から醜いという価値観で否定される「よだか」を我が身に置き換えたのかもしれない。
 賢治の「よだか」は、鷹に脅されようと、他に代わる者のない個としての自分を曲げない。アザがあるか無いかではなく、そのすべてが自分なのだというアイコに重なる。
『よだかの星』の後半では、自分を解ってくれないと他を批判しているその自分が、羽虫や甲虫の許しも得ないのに命を取り上げている存在の現実に気づいた「よだか」を描く。そういう身を拒否するために「よだか」は星になろうとする。「よだか」には、捨身解脱願望があり、そのためには、地上に留まってはいられないのだ。
 顔のアザによって「自分・他人という違い」を経験してきたアイコは、自分という世界を守っていて、誰が相手でも地上のわが巣を捨てることができない。とすれば、雛のように自分の世界から出ないまま片想いするしかないであろう。アイコがそのまま突き進めば、ずっと「自分の世界からの片想い」で終わるだろうが、付き合ってきた映画監督の飛坂が制作した映画を通して、
〈新しい世界をあたえて、この殻を破ってくれる誰かを、私はずっと待っていた〉と気づく。
 その新しい世界は、アザの否定や肯定というこだわりの殻から解き放つ。
 法華経信者であった宮沢賢治の思想は、「捨身」という手段を文学的に表現し、「よだか」の飛翔に「殻からの超越」という願いを込めたのかもしれないとあらためて思う。
 アイコは、宇宙という果てしない広さを身内に抱くことのできる「よだか」を、飛坂から贈られたのだ。新しい出発ができる。そして、いつかまた、超えるべき自分の殻に気づき悩み、出会いを得て、新しくなるだろう。
「よだか」という鳥は、読書会の語り合いを十分に引き出してくれた。

(講師)


三行感想

〜 会を閉じて忘れぬうちに 〜


 先生の解説で改めて自分が第三者の目線で主人公を見ていたと感じました。アイコが自分の殻を破ることができたのが、最後よかったかな…。Mr.飛坂との出会いは彼女の人生の上で大きな宝物となったし、最後原田君の気持ちを知ったことで最後の殻が破れたと思う。(N2)


 生まれつきのものを可哀想と思うことはその人を否定することになるということや、同情することに多少の優越感があるという文章にドキリとし、考えさせられた一冊となった。しかし、読書会では、全く違う方向に話は展開し、深い内容だった。
 あざのある自分の考え、感じていることに 新しい世界を与えて殻を破ってくれる誰かをずっと待っていたことが「片想い」だとわかり 本当に奥の深い読書会となった。(Y)


 宮沢賢治の「よだかの星」をきちんと再読せずに読書会に参加して後悔しました。読んでいればもう少し深く理解できたかもしれないのでもったいなかったです。今回もいろいろな話が聞けて良かったです。(MM)


 片思いでなく 片想いと気付きました。アザを通していろいろな人と出会いからをやぶっていく主人公が描かれていました。見た目より人との出会い 相手を思う気持ちが大切だと感じました。(TK)


 構成もなく文章も平易でとても読みやすい小説です。でもドッコイそうはいきませんよ!貴方の心理状態をとわれますよ 内容は奥深いものが潜んでいますよ、本はじっくり読まないとわからない!熟読をおすすめします。(K)


「よだかの片想い」という題を目にして、すぐに「よだかの星」の絵本を読みました。読んで印象に残った文章は、飛坂さんの「一緒にいるっていうのは、相手を肯定しながら、同じ場所にいることなんだからさ、それは、立派な理由だし、責任だ。」という言葉です。家族、夫婦の基本だと思い自分にすごく突きささりました。
 又、アイコさんの母親が「アイコは、本当によい意味で普通に育ったの。性格も、価値観も…」この普通に育つこと母親が言うまでには、母親のどれだけの愛がつまっているのだろうと感銘しました。(R子)


 最初の数ページで作者の意見が書かれていたように思います。様々な「苦」をもちながら生き抜いていくには、「カラをやぶることができるかどうか」が、キーになると思う。24さいのアイコさんが、出会った原田君で終わったのは、良かったのかなと…。(E子)


 人はそれぞれ姿・形が違うように。思いも考えも違って良いと。頭で分かっていても自分を押し通してしまう。それを知りました。自分の心の殻を破れたことがはっきり分かった。私も新しい世界に一歩でも早く入るぞ!(M)


「よだかの片想い」希望のある終わり方でよかった。ひとつひとつの言葉にそれぞれ違った受け取り方があり それを聞けるのが楽しかった。(KT)


 読書会の最も好きなところは自分では決して選ばない本が課題となっていること。又それが以外にも面白くて知らない作家の作品を知ることです.。その上、メンバーの年齢層が幅広いこと。色々な方の話が楽しみです。違う意見を最後にまとめられる吉川先生の苦労?は。これからもよろしくお願いします。(YA)


 

『よだかの片想い』を読んで

 よだか、山や森にすむ夜行性の鳥です。ヨタカ目ヨタカ科の鳥なのでただしくは「よたか」体長は30p弱。足は短く、歩くことが苦手です。昼間は木の上で、木のこぶのようにうずくまっています。飛びながら羽虫を食べられるように、大きな口を持っています。よだかは漢字で書くと夜鷹ですが、タカではありません。飛ぶ姿が鷹のように見えるため、この名前がついたといわれています。よだかは、じつにみにくい鳥です。

 アザを初めて異物だと感じた。琵琶湖だとからかわれた日の記憶が熱を持って蘇った。いつも一方的な視線を向けられて、相手の好奇心や恐怖心を押し付けられてきた。だけど、それ以上に嫌だったのは、無視されること、見てみないふり。だからこそ、ずっと破ってほしかったのだ、当たり障りのない距離感を、そして理解してほしかった。私の考えていること、感じていることそして新しい世界をあたえてこの殻を破ってくれる誰かを、私はずっと待っていた。今やっと手を取ることができる。形ある湖から無限に広がるよぞらになったこのアザと。
 宮沢賢治の「よだかの星」童話読みました。「よだかの片想い」よだか、何のことだかと思いました。賢治の「よだかの星」の題だけは知っていましたが、読んではいませんで、早速読みました、「よだかの星」は基本的には食物連鎖の話。弱者と強者がいて、それらがずっと連環している弱者であり、いじめられているよだかさえも虫を食べてしまう。

「よだかの片想い」は賢治の「よだかの星」の根底にある人間だけでもなく万物のみにくい心、思いが話の中にあると思っています。
理想と現実に心悼む自分です。(M子)


 題名からわかるように、宮沢賢治の『よだかの星』がベースにあり、現代版『よだかの星』ともいえそうな物語である。
 主人公の24歳のアイコは、顔の左に生まれつきの大きなあざがある。人々の好奇心や恐怖のまなざしを向けられることに、ずっと苦しめられてきた。まるでよだかのようなアイコ。このアザさえなければ、と何度も思ってきた。若い女性なら、(男性であったとしても)美醜や他人の目が特に気になる年齢。尚更その苦悩は大きく、様々な影響を受けただろう。
 そんな中で、アイコの今までのことが本になり、映画化することになる。その映画の監督、飛坂に出会い、恋をする。ようやく自分のことを理解してくれる異性と巡り会った喜び。純粋にまっすぐに向けられたアイコの恋心は、とてもいじらしく、可愛らしい。相手はたとえアイコに恋していなくても、その切ない思いに答えてあげたいと思ってしまうだろう。飛坂は最後まで、アイコに恋していなかったと思う。アイコの恋心に応じただけだった。近づくようで、最後まで離れていたような二人の関係。でも飛坂は新しい価値観をアイコに示す。アザを「葛藤しながらも強く生きてきた証」だといい、「形ある湖から、無限に広がる夜空」に変えてしまう。
 アイコは飛坂と付き合うことで、人と深く関わることを経験した。相手のことを考えることは、自分のことも客観的に見つめる機会でもある。そんな時に、その人にとっての新しい価値観が生まれ、再発見するのだろう。
 初めのほうの話はとても興味深かった。小学三年生の時、アイコはアザを琵琶湖だと言われ、みんなに注目されて、ちょっと嬉しくなった。しかし先生が「なんてひどいことを言うんだ」と怒ったのを見て、クラスメイトの間に今までにはなかった恐れと遠慮が生まれたというエピソード。アイコ自身も自分のアザが、世間ではひどいもの、可哀想な子であると思われることを、周囲の反応から知ることになった。アイコのいう「無自覚に同情する他人の優越感」という表現は、痛いところを突くなあと思う。価値観は外側からやってくるのだなあと、つくづく思った。そして勝手に自分の中で作り上げてしまう。その罠に気付けるか、気付けないか。その呪縛に自覚なしに囚われるか、わかっていて囚われるか・・・。
 アザがあるからこそ得ていたものに、アイコは気付く。周りに振り回されず、強く生きようと思えたこと。アザを通して他人を見ることで信頼できる人とだけ付き合ってこられたこと。アザは人々を篩いにかけ、まるで盾のように、周囲からアイコを守っていたのだ。「だけど実際は、コンプレックスを肥大化させて、意地になっていただけじゃないだろうか。自分のことはすべて認めてほしくて、相手の弱さは受け入れられなくて」。その守りの中で、アイコはアザを言い訳にして、逃げていた自分にも気付く。
 アイコにとってアザとは、生まれたときから体の一部だ。アザがあることから経験したつらさが、今のアイコを作り上げてきた。痛みを知るからこその、強さと弱さ。アザがあるから、今のアイコがいる。もしアザがなかったら、違うアイコになっていただろう。いざレーザーで治療して消してしまおうかと思った時、あらためてアザと自分の関係について考えるエピソードも興味深い。本が出版、映画化したとしても、周囲の状況は以前も今も大きくは変わらないだろう。けれどアザを受け入れるしかないと思うのではなく、あることを受け入れようという気持ちの変化は、これからのアイコの生き方を変える。きっと状況は変わらない。でもアザを「今やっと、手を取ることができる」、あるべきものとして受け入れようと思ったアイコにとっては、大きな価値観の変化だ。そのことに気づくきっかけになった飛坂は、恋人でなくなったとしても、大切な人であることには変わりない。 

 よだかは譲れなかった。鷹に殺されることになったとしても、<よだか>という名前を捨てて、<市蔵>にはなれなかった。醜いと嫌われようとも、自分を捨てることはできなかった。「ただこころもちはやすらかに、その血のついた大きなくちばしは、横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居りました」。よだかは誰からも受け入れてもらえず、本当の自分を理解してもらえないから絶望して星になったのではない。よだかのプライド、命そのものが燃え上がり、星になったのだと私は思う。燃えていたのは、よだかの美しい気高い想い。よだかは自分の力で、自分らしく生きるために、自分を守ったのではないかと思う。アイコも、今まで周囲から自分だけを守ってきた。でもこれからは自分を守るだけではなく、周囲もまた守っていける強さを、自分の中に見出したのではないかと思う。星の瞬く夜空を抱くことによって。(C)


 顔にあざのある若い女性アイコの想いを寄せる男性への溢れるような想いを真摯な姿に清々しさや好感を抱かせ若い頃を思い起こさせてくれる。
 ひょんな事でアイコが本の表紙を飾りそれが映画にもなる。その監督飛坂を知ることで話は展開する。
 若い故の新鮮で純粋なアイコの想いと飛坂の想いとは自ずから違っている。映画完成後の二人の対話はタイトルの「片想い」に終わるが飛坂の監督人生の波に乗れなかったアイコに逆にホッとする。
 アイコをずっと等身大で見ていた原田君の存在が、又アイコに人の優しさや人に想いを寄せることへの素晴らしさを与えてくれるに違いない。(YA)


(ああ、そうだったのですね。だから『よだかの片想い』なのですね……。)
  読書会に参加して初めてこの作品の尊さや奥深さを痛感しました。
 宮沢賢治の『よだかの星』の視点から課題本を再度読んでみると、形式的には、題名だけでなく作品の書き出し文から終末の一文まで似ています。内容的には、主人公アイコが感じていた疎外感はよだかのそれですし、アイコの映画監督に対する罪悪感はよだかの小さい生き物へのそれですし、アイコのアザが無限に広がる夜空になったようによだかも星となって光り輝いています。  
 まさに宮澤賢治の『よだかの星』の世界が広くそして奥深く漂っていたのです。ブックデザインや中表紙も『よだかの星』を想起させるものになっているのも納得しました。
「わたしはわたし」なのに周り人には「アザの人」と捉えられ、幼い頃からずっと生きにくさを感じてきたアイコ。映画になると決まったときや週刊誌に映画監督と路上キスで載った同い年ですごく綺麗な女優に感じた「葛藤」や、ミュウ先輩のやけどを機に周りの人への計らいにも気付き、人として成長していきます。
 自分で自分に作らざるを得なかった殻を破りたいと思っていたタイミングで、映画監督と不器用な恋愛(擬似恋愛かも)をし、映画監督がバリバリっときれいに破ってくれました。アザなど生まれつきで自分ではどうしようもないことを世間は奇異な目で凝視し薄っぺらな同情心で可哀想と言い、近寄らず疎外感を植えつけ孤独感を味わわせてしまいます。その世間を私もつくっているのです。自覚しなくちゃ。
 さあアイコさん、次の恋がはじまりますよ。「あなたはあなた」原田君と二人で何を感じ、何を楽しみ、何に苦しみ、何を考え、お互いの心の中に何をシェアしていくか、どきどきわくわくしますね。(S)


 主人公のアイコは、顔にアザがある。 
 雑誌に写真がのり、映画監督とも出会う。
 恋愛を監督としていくのだが、どうも飛坂監督は映画の材料としてのアイコを見ているのが半分以上で、やがて消えていく。
 私は主人公が、出会いの中でさらに成長してうれしかったです。
 恋愛をした時の、不安やときめきを味わうことができました。
 映画の発表の時の女優たちの美しい世界と、アイコの日常の思いが対照的で、フラッシュ映像を思い出さされる。
 片思いではなく、片想いという題が本当にふさわしいと感じた。(TK)


紹介本一覧 (抜粋)

『賢治童話ビジュアル事典』
中地 文/監修 岩崎書店 2016.09

『よだかの星』
宮沢 賢治/作 村上 康成/絵  岩崎書店 2005.03

『よだかの星』
宮沢 賢治/作 ささめや ゆき/絵  三起商行(株) 2008.10

『よだかの星』
宮澤 賢治/作 小林 敏也/画 パロル舎 1995.04

『よだかの星』
宮澤 賢治/作 工藤 甲人/絵 福武書店 1984.11

『B級恋愛グルメのすすめ』
島本 理生/著 角川書店  2013.01

『CHICAライフ 2003〜2006年のできごと』
島本 理生/著 講談社  2008.06


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