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  市立竹原書院図書館
  〒725-0026   
  広島県竹原市中央
  4丁目7番11号  
  TEL 0846-22-0778  
  FAX 0846-22-1072


携帯用


 


情報や思想の広場としての図書館

竹原市の図書館に定期的に持ち込まれるポスター・パンフレット・その他さまざまな催し物の案内は、毎月大変な数に上ります。一階から三階までの掲示板も常にポスターや手作りの「お報せ」ものが貼ってあります。事務所、カウンター前、そして階段上のパンフレット入れなどに常に60〜70種類のパンフレットが溢れています。

近年市民の皆さんが個人で、あるいは団体で、様々な情報を提供し、自分たちの主催するイベントへの参加を呼び掛ける積極的な広報活動が盛んになりました。

市民に開かれた図書館として、お互いの情報提供の広場となり、それぞれもてる情報を共有し、交換する処ともなっています。

このことは、「図書館の権利宣言」の中の第六条に、「展示空間や集会室を、その図書館が奉仕する(コミュニティ)の構成員(つまり全ての市民)の利用に供する為に、それらの施設の利用を求める個人、グループの信条、所属関係に関わりなく、公平な基準で提供すべきである」とあり、図書館はあらゆる意見見解をも享受し、収集提供し、それらが行き交い交流する場なのです。

竹原市の図書館は、建物自体が狭隘なため、集会の場所の提供ができないのが悩みの種ですが、それでも工夫をこらしながら、遠方から資料の調査に来られた方と地元の歴史研究家の方をつないでの話し合いや、図書館資料をつかって調べ物をされる方々などに出来るかぎり便宜をはかりながら、公共図書館というスペースを出来るだけ多くの人に利用していただく努力をしています。

もうすぐ冬休み、中高生をはじめとして、受験生の姿が多くなります。狭い空間を利用しあって、がんばってもらいたいと思います。

2010.12.1


灯火親しむ読書の秋

今年の秋は、夏がいつまでも居座っていた影響で、足早に過ぎゆく気配です。ともあれ、秋の夜長はやっぱり読書三昧!で日々の喧騒を忘れたいですね。今年は「国民読書年」ということで、市内の春から秋にかけてのイベントに、移動図書館車で出かけて大型絵本を読んだり、新規登録を受けつけて利用者カードを発行して、本の貸出をしたりと、少しでも多くの市民の皆さんに図書館を利用していただく機会をもちました。とりわけ、移動図書館車の蔵書は本館には入っていない新しい小説などをたくさん積んでいるので、イベントに参加した方の中には、本館では見つけられない本などをたくさん借りていかれる姿も見受けられます。

さる十月二十四日の「ぶちえぇ竹原」イベントもあいにくの雨でしたが、バンブージョイハイランドには屋台やお店が出店し、舞台では、終日華やかな演技が披露される中、会場の真ん中に両翼のテントを広げた図書館車を見つけた人たちが、雨宿りついでに寄ってくださいました。  

図書館には、人の生活に必要と思われることが、書籍として、あるいは、資料として揃っています。ひとりひとりの「知りたい」に応え、様々な疑問や悩みなどにこたえられる資料です。しかも、全国ネットで図書館間での貸し借りができ、竹原の図書館にない本をとりよせることもできます。また、図書館には、あらゆる人の生きざまが語られた本が詰まっています。読書は自分自身との対話、類似性を発見したり差異から生まれる豊かさを読み取る営みです。本を通じて他者の世界と対話し、わかり直し、自分の経験をも解体し直し、価値観を大きく育て直す営みであると思えば、人間は生涯発達することが可能な生き物の証と言えます。

2010.11.1


竹原書院百周年によせて

市立「竹原書院」図書館は全国でもめずらしい名称を冠した図書館です。  

竹原書院図書館は、国民読書年の今年、奇しくも創立百年を迎えます。記録によれば、明治43年9月26日「文部大臣小松原英太郎により当院設立許可あり」と記され、続いて10月13日竹原銀行(竹鶴家の蔵の部分)に於いて創立総会開催と「竹原書院日誌」に記録されている。その定款には、当時の竹原町民の教育・文化の発展のため、「学資会の貸与・文庫の設置・講演会の開催」の三本柱が掲げられており、当時の講演会の様子が明治44年8月15日の大阪朝日新聞の記事に残されている。元々この「竹原書院」の精神は、今を遡る江戸元禄の時代、製塩業で栄えていた下市村(旧竹原町)に塩谷道碩という医師で儒学者がおり、自宅において町の子弟に書・和歌・詩などを教えています。その中に頼春水・頼春風らが学んでいる。塩谷同席の没後数十年を経て、頼春水の発案により、頼春風が塾長となって、再び町の学問どころとして塩谷道碩邸跡地に「竹原書院」を開設しており、時は1793年(寛政年間)今から217年前になる。このように、竹原書院の歴史をたどれば、江戸期から栄えた竹原文化の歴史を今日まで受け継ぎ、歴性的遺産を確実に次世代に受け継ぐ努力が歴代館長の熱き思いに支えられて、今日の市立竹原書院図書館の中に息づいています。図書館職員は、この誇り高き歴史遺産に囲まれ、江戸期に蒔かれた「種」が百年前の明治43年に図書館としての姿を現し、今日までの歴史を積み重ねている中の歴史の一員として誇りを持ち、常に謙虚に日々の業務を通じて市民の皆様と一緒に、次の歴史を紡ぐ一員でありたいと願っています。 。

2010.10.1


小中学生が残暑に負けずにがんばりました

 盆明けの厳しい残暑の4日間、市内中学生5人と小学生2人が図書館の仕事を体験しました。中学生は例年夏休みに職場体験学習をしていますが、小学生の2人は、今年の国民読書年の事業として、広島県教育委員会が「子ども司書養成講座」として県内の小学生に募集をかけて選ばれた100人が受講しているもので、それぞれ地元の図書館で現場研修を積むというものです。竹原の図書館では、小学生が自分の学校図書館で体験したことがすぐに役立つことを願って、図書館の仕事を体験して頂きました。オレンジと黄色のエプロン姿の小学生に気づいて声をかけてくださった方もありましたが、ふたりとも、児童室の図書の配架や、分類などに頭を悩ませながら、がんばっていました。

 図書館では日本十進分類法によって、全ての本は0から9の数字で分類され、本の下部にその番号シールが貼られています。その番号を見ながら、それぞれ決められた書棚に本を戻していきます。竹原の図書館の返却本は多い日で1400冊前後、平均して800冊あります。これらの本を随時元あった場所に返して並べたり、そのついでに書棚の本を取り出しやすいように、手前に揃えたりと、中学生のみなさんも、この仕事には大苦戦していたようです。

 現在図書館の開架書棚には、児童室22000冊、一般室54000冊、郷土資料室・参考図書室7000冊の書籍があり、夏休み中は特に児童室の本が良く動きます。  職場体験を通して、一日中の本の配架作業の大変さを実感していました。小学生には、この体験を自分の学校図書館で活かせる図書委員になって欲しいと願っています。

2010.9.1


国民読書年によせて 今年もやります!「読書の森づくり」

昨年から始まった、学校図書館の地域支援事業「読書の森づくり」講座は、子どもたちの読書の種を蒔き、豊かな読書の森をつくるために、学校図書館整備を学校と地域ボランティアと行政が一緒になって、取り組みました。子どもたちが喜んで利用し、ほっとできる空間がモデル校の竹原小学校で作られていきました。今年の講座では、学習センター機能の充実した学校図書館づくりをめざして、子どもたちの学習に日々活用できるよう、モデル校の中通小学校で進めていきます。

学校図書館はすべての子どもがはじめて出会う図書館です。小学校では6年生までの子どもに必要と考えられるあらゆる書籍が揃えられているところですが、元来図書館というところは、人間の歴史始まって以来、生きることに必要とされて来たあらゆるものが印刷物、書籍として受け継がれて人類の発展と共に、多様かつ膨大な資料として積み重ねられているところです。

ですから図書館は成長し続けます。子どもたちには小学校入学と同時に、自分たちの学校図書館という存在を知って、利用する楽しさ教えてほしいものです。「教えられる」ことには限りがありますが、本を通じて「知る」ことは無限にあります。なによりも、自分で読む・知りたいを探すための資料を集めて、読み解く行為はまさに自主的・主体的行為です。

人間の脳はあらゆる経験を蓄えて必要な時に取り出すことができます。何の気なしに読んでいる本でも日常に問題意識を持っている人ほど、自分の脳に沢山の情報をインプットしていくことができるそうです。脳科学者の茂木健一郎さんによれば「文章能力や国語力は、勉強や仕事の基本です。このふたつを鍛えるためには膨大な量の本を読むことが一番の近道です。」と語っています。

学校図書館もその為に子どもたちに用意された施設です。

2010.8.1


国民読書年によせて ことばを豊かに使うために

 6月は市内の高等学校と幼稚園にお話をしにいく機会がありました。幼稚園では絵本のお話を、高校ではブックトークをしながら、「読書」を薦めました。

 現在の高校生の1か月の読書量は、全国平均が1.3冊(小学生6.1冊、中学生2.1冊)竹原市の図書館の年齢別貸出冊数からも、子どもたちの年齢が上がるにつれ、同じ傾向です。人間の言葉の発達は、耳から入ってくる言葉を「聴く」ことから始まります。乳幼児期から、絵本や物語を耳から聞き、想像、抽象化して、物語の世界を楽しみながら、思考力をつけていきます。「読む」力をつける基本は、この「聞く」力が基礎になっているようです。これは幼稚園や小学校で話していますが、高校生の読書指導は読書が今からの人生にどんな役に立っていくか一緒に考えてみましょうと、話を進めます。最近では、たとえば「速読セミナー」主宰の園善博氏の話、「31歳にして必要に迫られて本を読んだこと。そして、いまや人生の成否は読書によって決まると信じている。それは情報量が増え、考える力がつくから。本当に満たされた人生を送りたいなら、世の中の仕組みを知りたいなら、本を読むべきです。どんなに忙しくても本を読む。これからの時代を生き抜くための常識である」という(本当に力がつく多読術)を紹介しましたが、ことばを豊かに使うためには「読書」を通して、たくさんの言葉と表現を身につけることです。

中でも古典や文学の世界は美しい日本語で語られ、豊かなことばによる、多様な表現を知ることができます。例えば幸田露伴の「五重塔」の中には、衣服と書いて「みなり」とルビがありますが、その他、状態「ありさま」、純粋「いっぽんぎ」、義理「こころだて」、行状「みもち」、有名「なうて」、突然「だしぬけ」、などなど、たくさんの忘れていた日本語の表現です。そして「読書」は生涯続けられる営みです。

2010.7.1


国民読書年によせて 読書の種まきをしよう!

5月は「図書館振興の月」ということで、広く図書館を知っていただくために移動図書館車「わかたけ3号」は、巡回日程以外にも市内のイベント会場へ出かけ、市民の皆さんに「読書の種」を蒔きました。

5月5日の「子どもの日」には午前10時から午後4時までパルティフジのイベントに参加して「わかたけ3号」を見るのは初めて、という人たちも一緒に車に乗っていただいて、たくさんの本に触れていただきました。晴天に恵まれ、親子でお買い物にでかけてきた子どもたちを集めて、大型絵本の読み語りをしたり、お勧めの絵本の紹介をしたり、生活関連の雑誌を紹介しました。市外からの買い物客の方も珍しそうに興味深く見ていかれました。おかげ様で「わかたけ3号」の周りは賑わいました。

5月23日はJ・Power(竹原火力発電所)の開放デーに参加しました。生憎の雨でいつもよりは人出が少ないようにお聞きしましたが、「わかたけ3号」を知っている小・中学生を中心に、大乗保育所、幼稚園のこどもたちとお母さんが立ち寄って、本の貸出をしました。買い物イベントでもらった沢山のお土産をものともせず、黄色の図書館バッグを抱えた幼児さんの嬉しそうな姿が印象的でした。  

今年は昨年に続いて、図書館講演会「中井正一記念日 〜中井正一と師・足利浄円〜」が開かれ、中井正一研究会の皆さんに研究の成果をお話していただきましたが、図書館の資料から今年も新たな「中井正一とご両親・浄円」の発見のお話を聴講しました。  

そして5月20日、読書マラソン のトップランナーが2枚目の読書 マラソンカードを持ち帰りました。 今年の読書マラソンは4月に新一年 生に「ともだちや」の絵本と共に読 書カードを配布しました。配った人 数は二二六人ですが、誰が一年間で 一番本をよく読むのでしょうか?  いまのところ、トップランナーは忠 西小1年の「かついたかき」くんで す。新1年生のみなさんがんばって!

2010.6.1


国民読書年によせて 読書の種をまく人々

 市立竹原書院図書館のあゆみについては、ことある毎に書いていますが、寛政年間(1798年)町並みの商家の子弟のための「郷塾・竹原書院」として始まり、明治43年10月正式に「竹原書院」として図書館活動が開始されています。郷塾から217年・図書館としての100年の歴史を刻みながら成長し続けている図書館です。この間の資料の収集は膨大な量になり、整理もままならない状態ですが、市民の方からの問い合わせを受けて、膨大な資料の中から探し出したり、当時の関係者を探し出して資料についてお尋ねしたり、いただける資料は整理登録して初めて、お問い合わせの方に提供することができます。従って問い合わせを受けて、ご返事までにかなりの時間が経過する場合があります。図書館の中のこのレファレンス業務は、時間と様々なネットワークや信頼関係の上になりたつ重要な業務であり、公共図書館としての存在の中心にある業務と言えます。図書館司書の粘り強い探究心に応えて、資料を提供してくださる研究家の方々をはじめとして、個人で収集研究された成果を一冊にまとめて提供してくださる方々なども、図書館にたくさんの「読書の種」を蒔き育てて下さる皆さんです。

 さて、4月23日は「子ども読書の日」でした。竹原市では昨年図書館が文部科学大臣賞を受賞しましたが、今年は図書館の大きなボランティア組織である、「ブックレストラン・たまてばこ」が続いて同賞を受賞しました。子どもたちに読書の種をまき続けている皆さんの受賞はたいへん励みになることですが、今年はどなたも東京での授賞式に参加できませんでした。当日 は市内の各小学校で子ども読書の 日の記念行事が開催され、ボラン ティアの皆さんによって大型絵本 の読み語りや、大型紙芝居、人形 劇や影絵など様々な取り組みがさ れていますし、文庫まつりの企画 準備から全てを担当していただく 日程と重なってしまい、本当に残 念なことでした。

2010.5.1


国民読書年によせて 新一年生に読書の種まき

 四月、真新しいランドセルで背中が隠れてしまい そうな新一年生の元気な姿が見られる季節です。

 今年竹原市内の小学校に入学する児童は223名です。図書館では4年前から生後4か月の赤ちゃんに絵本のプレゼント(ブックスタート)をしています。このブックスタートの本代は竹原商工会議所女性部から頂いて、本選びと、保健センターの四か月健診の折に絵本をひとりひとりの赤ちゃんに読んで手渡しすることを図書館が受け持って、女性部さんとのいい関係(市民協働)を築いています。おかげで乳幼児とその両親の利用者が多くなりました。このように「読書の種をまく」ことは親と子の読書の継続につながっていることから、今年は竹原市として新一年生にブックスタートパート2を新たに予算化しました。生後4か月の赤ちゃんに初めての読書の種をまき、次に新1年生に「入学おめでとう!しっかり本を読んでね!」と願って読書の種まきをしたいと思います。読書は子どもたちに限りない想像力と思考力、そして沢山の夢を与えてくれるはずです。今年プレゼントに選ばれている絵本は『ともだちや』です。このシリーズは10巻まで出版されていて、どんな時にも友達を大切に思う気持ちが込められていて、楽しく、 時には涙する絵本です。大人も楽しめます。 一人ひとりに読書カードを配っ て、1年間どれだけ沢山本を読 むか、みんなで読書マラソン していただこうと計画してい ます。年度のおわりには図書 館から、『あなたが1番本を 読んだで賞』を出して称え たいと思っています。

2010.4.1


国民読書年によせて 読書の種をまく人々

 市立竹原書院図書館では、いろいろな形で市民ボランティアの方々が図書館を支え、自分たちの活動に生かし、その輪を結び、広げておられます。

中でも一番大きな活動団体が「ブックレストラン・たまてばこ」の皆さんです。現在90名近くの方々が登録されています。まさに「読書の種」をまきつづけている人々です。

 そもそも「ブックレストラン・たまてばこ」という不思議なネーミングがどの様にして付けられたのか? もともと遊びごころを持って、自分たち自身も「読み語る」ことを"真剣に楽しむ"みなさんです。20年以上の経験に支えられながら「読書の種」をまき続けてきた人や、図書館の読み語りボランティア養成講座受講生のみなさんが、もっともっと身近なところで仲間を増やし、とにかく、誰でも楽しく集まって来られるような会にしたいと言う事からついた名前です。

自分たちが活動の材料にしている、絵本をはじめとしたさまざまな子ども向けの本などの中から、対象年齢を考えながら、季節感、自然科学、民話、児童文学と、さまざまなメニューを考えながら選びぬかれていることから、まさに「読書の種をまく」活動にふさわしい「本のレストラン」を開店しましょう。その時々に選ばれる「本」のメニューは聞き手にとって、「わくわくしながら開けてみるたまてばこ」を想像して頂きましょうという思いがこめられました。それぞれの技術や力量、選書能力を高める毎月の研修会と企画会議が開かれています。

日常的には、市内の全小学校に「朝読」や読み語り授業にはいっている皆さんですが、地域ごとに「レストラン」の支店が作られ、「ブックレストラン・たまてばこ」の総支配人が年一回支店長会議を招集して、全地域の様子を掌握し、時には学校への働きかけをするなどして竹原の子どもたちにしっかりと「読書の種」をまき続けている頼もしき人々です。

2010.3.1


大盛況!カレンダーのご寄贈ありがとうございました

以前は年内のクリスマスの頃から集まったカレンダーのプレゼントをしていましたが、世の中の不況を反映してか、カレンダーの年内収集の数は少なく、ここ2年は年明けからのプレゼント開始になりました。おかげさまで、毎年提供をお願いしている県内・市内の企業や市役所に頂いたもの、個人から頂いたものまで、例年以上の量のさまざまなカレンダー・日めくり・手帳などが集まりました。館内は1月5日の初日から大盛況の一週間でした。

来館者の方や施設(障害者施設、老健施設、宅老所など)また、移動図書館車を利用くださる地域の方々にも喜ばれました。

今年は、図書館のホームページを見たという横浜市の企業からも段ボールひと箱のカレンダーが届けられ、職員一同感激しました。お寄せくださったたくさんのご厚意に感謝いたします。  

さて、図書館のカウンター前に「わたしのおススメ本」を掲示したボードがあります。おススメ本を書いてくださった方は60代から3歳までの幅広い年齢層ですが、多いのは小学生です。

小学生は絵本や自然科学や読み物、小説、漫画と幅広い紹介文を書いています。

絵本『はじめてのおつかい』が良かったと書いた10歳の女の子は「この本を読んで自分はいろんなことができるようになったから」と。

『ブサイク犬のなやみ』を3年生の女の子ふたりが紹介していました。3年生くらいになると、周囲の目が気になるお年頃で悩みが良くわかるようです。 『一期一会』も複数の5、6年生のおススメ本です。「とても読みやすいよ」と書いています。

『十四日間の恋』、「本当にこんなことがあったらと思うとドキドキしちゃいま〜す」と11歳の女の子のおススメです。

『命を食べるおじいちゃん』、「この本、夜ひとりで読んだら怖くて眠れないけど、おもしろいよ」とおススメです。

『マリア探偵団シリーズ』11歳の男の子。「最後の謎解きシーンが大好き」と書いています。大人も紹介しましょう。

小説『食堂かたつむり』「主人公のように食べた人が癒される料理を作りたいと思った」と五十代女性のおススメ。

『海くんおはよう』を読んだ28歳の男性は「障害者が生きることの意味、1日1日を感謝することの大切さを教えられた」と書いて下さいました。

『ピヨピヨスーパーマーケット』の絵本をおススメは30代の女性。「スーパーで買い物してたらこんなことあるある!大人が読んでも楽しめます。イラストがかわいい!」と。

たくさんのおススメ本の中からほんの一部を紹介しました。

2010.2.1


あけまして、おめでとうございます!

 21世紀もあっという間の10年でした。

 この間図書館は建物自体のさまざまな課題を抱えながらも、ソフト面でよりきめ細やかなサービス向上を目指してまいりました。おかげ様で昨年4月の「子ども読書の日」に子ども読書推進優良図書館として文部科学大臣表彰を受けました。

 8月には竹原市の元教育委員の古本先生(昨年7月に永眠されました)の遺族の方から図書館の蔵書代にと貴重なご寄付をいただきました。この浄財は先生のご遺志を汲んで、市内小中学校の学習の為の図書購入に充て「古本文庫」として一括管理しながら現場の先生方に広く利用して頂くよう計画中です。

 又、5月からは生涯学習課とともに学校図書館地域支援事業に参加して学校図書館の整備の支援に関わることができました。この事業が次年度にもつながることができればと願っています。

 ともあれ、移動図書館車も自治宝くじの援助で新車が購入でき、ますます地域や各小学校の児童へのきめ細やかな読書環境づくりの一助になっています。

 今年2010年を「国民読書年」とすることが2008年6月6日の衆参両院議会で決議、採択されています。子どもの活字離れが問題にされはじめて久しく、翻って大人社会が問われることになりました。図書館に『自分の答えのつくりかた』という本がありますが、私たち・人間は見えない世界をどう感じるのか・人の立場や文化の違いを判断するための想像力、思考力、コミュニケーション能力を培うために文字文化を発達させて活用してきました。この人類の成長を支えた図書館の世界の歴史は2000年を遡ることができます。翻って竹原市の図書館は町並みの歴史とともに育ち、この100年間市民の皆様の書斎として、市民が育ち、市民が育てる図書館の営みが続いています。そんなわけで2009年の全国資料データでもリクエストは人口4万未満の市町でダントツ1位です。

 市民の知りたい・読みたいという本や資料集めが充実しているということです。今年もみなさんのご利用を職員一同をおまちしています。図書館も様々に「国民読書年」の取り組みをしていきたいと思います。

2010.1.1

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