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  市立竹原書院図書館
  〒725-0026   
  広島県竹原市中央
  4丁目7番11号  
  TEL 0846-22-0778  
  FAX 0846-22-1072


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新しい年に

明けましておめでとうございます。市立竹原書院図書館も、皆さまと同じく新しい年を迎えました。

そこで、新年にあたり、今更ですが、自己紹介をさせていただきたいと思います。 1日の平均来館者数170人、蔵書冊数約18万冊、そして移動図書館車「わかたけ3号」は市内37ステーションを8コースに分け毎月1回、皆さまの地域を巡回しています。

月曜日、月の末日、祝日、蔵書点検期間、年末年始を除き、午前10時から午後6時まで開館しており、貸出冊数は20冊、貸出期間は2週間です。毎日多くの方に利用していただき、感謝しています。 私達スタッフは日々さまざまな条件の中、皆さまにとって心地よい素敵な空間を創るべく努めています。 たくさんの資料を揃え、いつでも利用していただける「知るという空間」。

未来を担う子どもたちが豊かな心を育み、逞しく生きる力を養うための「心を育む空間」。そしてなによりも、いごこちの良い時間が静かにゆっくりと流れる、「穏やかな空間」。これらの空間をお届けできるよう、今一度心して、手を携えてがんばりたいと思います。スタッフ一同皆さまのご来館を心よりお待ちしています。

「ようこそ 図書館へ」

2013 1.1


サンタクロースっているんでしょうか?

紅葉便りが届いたのも束の間。街ではもうクリスマスカードを目にするようになりました。 クリスマスと言えばサンタクロース。

この誰でも知っているサンタクロースに宛てて、「サンタさん。夏はどうしているんですか?」など素直な気持ちの手紙を書く子ども達が一番多い国が日本だそうです。 今から115年前。アメリカ・ニューヨーク市に「サンタクロースって、ほんとにいるんでしょうか?」という手紙をサンタクロースにではなく新聞社に送った8才の女の子がいました。受け取った新聞社はその質問に社説で答えました。 そこに書かれていたのは「サンタクロースはいるんだよ」という返事でした。

社説もさることながら、この新聞社の本当の素晴らしさは子どもに対して真摯に向き合っている姿勢なのではないかと思います。 とかく忙しさにかまけて、子どもの心に寄り添い、向き合うことを忘れてしまいがちな今の時代。そんな時代だからこそ、115年前のこの新聞社の社説を読んでみませんか? 

『サンタクロースっているんでしょうか?』(フランシス=P=チャーチ/著 偕成社)という1冊の本となり、読み継がれています。

そこに流れている子どもに対する想い、姿勢を感じてみませんか?

2012 12.1


秋の一日、お出かけしませんか

青く澄んだ高い空にいわし雲、風に流れる金木犀の薫り。もうすぐ紅葉便りが届くのでしょうか。

そんな秋の一日、たまにはゆったりのんびり散歩でもいかがですか。 おすすめのコースは知っているようで、案外知らない町並み保存地区。今年重要伝統的建造物群保存地区選定30周年を迎えました。

それに因み、たけはら美術館では、町並みを描いた作品を紹介する「たけはらの町並み展」が開催されています。又、竹原書院図書館では普段あまり目にすることのない、町並みに関する資料を2階踊り場に展示しています。 町並みについて知っていることは更に深く、知らなかったことは新鮮に、これらの資料が教えてくれることでしょう。ぜひ手にとってみてほしいと思います。

さあ、ぶらりと出掛けて、その昔、製塩と酒造業で栄えた町並みが、今を生きる私達に語りかけてくるものを感じてみませんか。

2012 11.1


語りかけてくるもの

野を渡る風に、夜の庭の虫の音に、そこここに秋の気配を感じます。
秋の夜長と言われる季節になりました。
静かな秋の夜、たまには詩集を手にしてみませんか。
小説に比べると短いものですが、けれど、選び抜かれた文字達がそこに生きています。
先日、図書館の書棚で見つけた本の中から1編紹介します。

 あしたが おもいえがけなくたって いいじゃん。
 じぶんを せめたりしなくたって いいじゃん。
 くじけたって いいじゃん。
 ないたって いいじゃん。
 にげたって いいじゃん。
 ゆるしてやれば いいじゃん。
 あれも、これも、みんな、いいじゃん。
 そうやってさ、いまをいきていく。
 そこに きぼうが うまれるんじゃん。

「きょう、いきる ちから。」神岡 学 ダイヤモンド社より

静かに心にしみ入るもの、やさしく包み込んでくれるもの、心を支えてくれるもの、奮い立たせてくれるもの、迷った時にそっと背中を押してくれるもの……。短いけれど、でも確かな力で語りかけてくるものが、そこにあります。
今の自分の心に寄り添ってくれるものを見つけてみませんか。

201210.1


次代を担う子ども達に

入道雲から秋の雲にバトンタッチ。そんな季節になりました。 私たちの住む町、竹原も、時が流れ、時代が変わり、様々なバトンタッチを重ね、それぞれの歴史を重ねています。

今、目にする姿とは違う、その地が持つ歴史を学び、ふるさとを知ろう、再発見しようという「ふるさとたけはら学」。

そこで9月29日、大久野島で再発見してみませんか。

国民休暇村として多くの人が訪れ、うさぎとたわむれ、サイクリングを楽しむ。そんな大久野島がかつて地図から消された島だったということを知っていますか。

この島の持つ歴史を親子で、学んでみませんか?

過去があって、現在があって、それが未来へとつながっていきます。 その未来に生き、未来を担う子ども達に、ぜひ「ふるさとたけはら」を知って欲しい……

2012.9.1


マナーを身につけるとは

真っ青な空に浮かぶ入道雲。夏本番です。夏休みということもあり、この時期、図書館では、小学生、中学生、高校生の姿がいつもより多く見られます。決して広いとは言えない図書館にたくさんの人が来てくださいますが、それでも静かです。利用者の皆さんのマナーの良さに感謝です。 先日、こんなことがありました。 児童室で2歳と4歳ぐらいの姉妹らしきふたりの女の子が絵本を選んでいました。側に寄って、「どう?気に入った本あった?いっぱい借りてね」と声をかけたところ、返ってきた言葉は「シー。ここではちっちゃい声で話すんだよ。大きい声出しちゃだめなんだよ」でした。「あっ。そうだね。ごめんね」と思わず小声で返しながら感心しました。

多くの人が集い、利用する図書館という公共施設では、どのように振るまうべきか、どうしなければいけないのかを、幼いながらも、きちんと身につけている事に家庭での様子がうかがえ、感心すると同時に嬉しくも感じました。

とかく公共施設でのマナーが問われる昨今ですが、迎える側 である私たちスタッフも今一度心を引き締め、より心地よく皆 さんに利用していただけるよう努めたいと思います。

「今日も図書館へ来てよかった」 そう言っていただける図書館に…

2012.8.1


君の夢はなんですか

1日、又1日と陽射しが強くなり、季節は夏へと流れていきます。
先月中旬、市内のあちこちの事業所で慣れない様子で働く中学生の姿が見られました。キャリア・スタート・ウィークで1週間の職場体験でした。竹原書院図書館でも5名の中学生を受け入れました。
「職業として働く」という経験のない彼等は各事業所へ、どのような思いで毎日出勤し、働いたのでしょう。「働く」という時の姿勢、心の有り様をほんのひとつでもいい、ぼんやりでもいい、掴んでもらえたのなら嬉しいですね。
今、たくさんの夢を抱いて、「将来あれになりたい」「こんな仕事に就きたい」と思っている中学生・高校生の皆さん、「なるにはBOOKS」って
知っていますか? 
例えば「声優になるには」「料理人になるには」という様に、その職業に就く為のあれこれを教えてくれる本があります。
竹原書院図書館のカウンター手前で、その本達が勢揃いして君たちが手にとってくれるのを待っています。さあ! 夢をつかもう!

2012.7.1


花々と共に

やわらかな若草色の樹々の葉が、少しずつ濃い緑へ
と変わり、夏草が顔をのぞかせ始めます。

 おまえを大切に 摘んでゆく人がいた
 臭いといわれ きらわれ者のおまえだったけれど
 道の隅で 歩く人の足許を見上げ
 ひっそりと生きていた
 いつかおまえを必要とする人が 現れるのを待っていたかのように
 おまえの花 白い十字架に似ていた

風の旅 星野 富弘/著 立風書房

これは星野富弘の詩画集『風の旅』の中でどくだみの花の絵に添えられた言葉です。

教師になって2か月あまり、当時24歳だった星野富弘は1970年6月17日、肩から下すべての自由を失いました。

生きる目的を見出せず、続く闘病生活の中で、彼は口に筆をくわえて字がかける事を知り、やがて絵もかけるようになりました。

自然の中にひっそりと、けれども凛と咲く花々を愛し、自分の思いを込めた言葉を添えた彼の詩画集を開いてみませんか。

道端にひっそりと咲いていた花や、庭先に凛と咲いている花たちが、そして何よりも静かだけれども力強い彼の「生き方」があなたを迎えてくれると思います。

どくだみ。私の好きな花です……

2012.6.1


木漏れ日の下で

桜色だった山が若草色に移りゆく季節。

先日の新聞に「人気小説家 絵本に挑む」という記事が掲載されていました。  

そこに紹介されていたのは、「小説はあの手この手で表現を考える。絵本はそれを一切もぎとられた状態。何もないところから生まれたシンプルな言葉は強い。」と語り、文は一行だけというページもある荻原浩の絵本『ここにいるよ ざしきわらし』。そして1冊の絵本の全文が約250字という限りなく文字数の少ない、沢木耕太郎の『わるいことがしたい!』又、絵本『悪い本』の作者、宮部みゆきはインタビューに対し、「子どもには嘘をつけない。だからいちばん正直な自分が出る」と答えていました。 その記事は「絵本は表現の原点を突き付けてくる」という一文で締めくくられていました。

木漏れ日の下で椅子に腰かけ、心地よい風と、人気作家たちが挑んだ研ぎ澄まされた言葉達が創り出す「絵本」という世界を楽しんでみませんか? もちろん優れた言葉に溢れた小説も一緒に…。

2012.5.1


櫻咲く4月

自分の背中よりも大きなランドセルを背負った新1年生が小学校の校門をくぐる季節が巡ってきました。

今年度もブックスタートパート2として、絵本を新1年生にプレゼントしました。 たくさんの友達に出逢い、たくさんの出来事を経験し、何よりもたくさんの本に親しんでもらいたいと思います。

昨年度の市内小学1年生による読書マラソンの「あなたが一番読んだで賞」は吉名小学校のさかえだにそうま君でした。

又、「努力賞」を大乗小学校8名、竹原西小学校4名、竹原小学校1名、忠海西小学校3名、荘野小学校1名の計17名に差しあげました。

彼らが出会ったお話の世界はどんな世界だっ たのでしょう。 これからも、お話の世界でいっぱい遊んで、 いっぱい学んで、素敵な心の花を咲かせて欲し いと思います。

2012.4.1


共に歩む

冬枯れの山に、寒さに耐えた樹々の芽がやわらかな若草色を添え始める季節。
春はそこまできています。

今年度、図書館では「ふるさとたけはら学」を企画・開催しました。 いくつもの時を重ねた歴史と文化の町・竹原をより深く知っていただきたいと始めたこの企画。

塩と町並みについての「たけはら町並みさんぽ」・知っているようで知らない歴史を持つ島の「大久野島散策」・竹原に伝わる昔話に触れた「語りつがれた民話・昔話」・竹原市重要文化財について学んだ「光海神社史料見聞」。

又、大人の方向けばかりでなく、子ども達の心に竹原を想う気持ちが芽生えるようにと、「竹原のまちなみをたのしくまなぼう!」と題しての子どもたけはら学も実施しました。

今年度最後の「ふるさとたけはら学」は、わが町にとってゆかりの深い竹について、「竹原の竹を語る」と題してのお話です。竹原の地名はどこから?竹の生態ってどうなの? いろんな「?」が「わかった!」に変わると思います。ぜひ一緒に学んでみませんか。

これらの会が開催できたのも、様々な方にご参加いただいた事、又、紹介者もなく突然のお願いをしたにもかかわらず、快く受けてくださった講師の方々。いろんな人に支えられたからこそと感謝しています。

これからも市民の皆様と共に歩む図書館でありたいと願っています。

2012.3.1


作者・本・そして読者

「立春」暦の上では春。

樹々たちは、冷たい風の中、じっと耐えて春を待つ。先月、芥川賞と直木賞の受賞作が発表されました。

何度も挑戦し、何度も候補となり、やっと手にした賞。『蜩ノ記』で直木賞を受賞した葉室麟さんをとりあげた朝日新聞の「ひと」欄の記事によると、葉室さんは「決定の連絡に携帯を持つ手がかすかに震えた」とありました。  

そして、葉室さんの言葉として「尊敬できる先達と出会うことの大切さを若い人に伝えたい」「東日本大震災から日本人が心情を託せる時代小説に気持ちが傾く」とありました。

たくさんの作家が、自らのさまざまな想いを読者に伝えようと、気の遠くなるような時間をかけてひとつの作品として生み出し、読者はその想いを汲みとろうと本を手に取る。そんな作者と読者をつなぐ橋渡し、お手伝いを図書館がさせていただ きます。

どうぞ図書館であなたの心に届いた本をぜひ手にとってください。  そこからきっと何かが始まる…。

2012.2.1


明けましておめでとうございます

辰年が明けました。この「辰」を辞書で引くと「竜」、そして「竜」を引くと「竜(龍)」となっています。そこには「十二支の五番目で想像上の動物。体は大蛇に似て全身うろこにおおわれ、二本の角と長いひげと四本の足を持つ。空を自由にかけめぐり、雲をおこして雨をふらせるといわれる」と記載されています。想像上の動物でありながらしっかりと私たちの生活に根付いている竜。この竜が本の世界でどのように空をかけめぐり、どのように私たちの想像をかきたてるのか…。本を片手に楽しんでみませんか。

昨年は、東日本大震災により、日々何となく繰り返されるあたり前の毎日が、本当はとても大切なものだったのだと気づかされた年でした。

今年は、この「とても大切なあたり前」が私達を包 み、穏やかな一年であるこ とを願っています。 そして、穏やかな空間である図書館で、スタッフ一 同、皆さまのご来館を心よ りお待ちしています。

2012.1.1




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