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  市立竹原書院図書館
  〒725-0026   
  広島県竹原市中央
  4丁目7番11号  
  TEL 0846-22-0778  
  FAX 0846-22-1072


携帯用


 


 Miさん

『なんでこれが交通違反なの!?』
―警察は教えてくれない135の必須知識― 今井 亮一/著 草思社

Q「違反とは知らなかった」は通用する?
Q免許証の提示をこばむと逮捕される?
Qクルマに同乗したがドライバーが酒気帯びだと知らなかった場合は?
警察の取り締まりや、違反をめぐる問題で全国のドライバーの相談を受けてきた専門家である著者が、Q&Aで135の質問に答えます。交通違反の取り締まりが1年間に1000万件を超える今、安全運転を心がけていればいいというわけではなく、「知らない者が損をする」と著者は言います。新しい制度、罰則が次々に作られていく中、知っていれば受けなくて良かった取り締まりを受けないために「交通違反とは何か」、改めて確認してみてはいかがでしょうか。


Nさん

『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』
―再生・日本製紙石巻工場― 佐々 涼子/著 早川書房

東日本大震災で津波に呑み込まれた宮城県石巻市の日本製紙石巻工場。日本の出版用紙の約4割を担う日本製紙の基幹工場は、完全にその機能を停止しました。
その震災の絶望から工場の復興までを綴ったノンフィクション作品です。
石巻の未曽有の被害の中、従業員たちは、出版社と本の読者のため、何があっても紙を供給し続ける、それがまた地元石巻を勇気づけ、町の復興につながると信じ、誰もが不可能と思った半年後の工場再開をめざします。 さまざまな困難に立ち向かい一人一人がそれぞれの立場で力の限りを尽くす姿が克明に描かれています。
紙づくりの現場では、111メートルもある巨大マシンに繊細な紙を通すことを、「紙をつなぐ」といいますが、それを支えているのは熟練された確かな技術です。作品のタイトル、「紙つなげ!」には、東日本大震災を乗り越えて読者に紙をつなぐという意味が込められました。この本の使用紙は、本文:オペラクリーム 口絵:b7バルキー、共に日本製紙石巻工場8号抄紙機で造られました。ぜひ、この本を手に取り、紙に込められた愛情と優れた技術を感じてください。やっぱり本はめくらなくっちゃね。


 Sさん

『〈よりぬき〉今日もていねいに。』
松浦 弥太郎/著 PHPエディターズ・グループ

『暮らしの手帖』編集長、エッセイストの松浦弥太郎氏の最新刊。
「正直、親切、笑顔、規則正しい生活」を信条とされている松浦氏が、50歳を目前にして、これまでの著書の中から選び抜いた101の エッセイを、「暮らし」、「仕事の工夫」、「人づきあい」の3つの章にわ けて再編集したものです。読むことで、実用的な役に立つヒントが満載。
昨日より今日を、少しでも新しい自分で過ごしたい。そう思っている方々のために、日々を新しくするための秘訣がたくさん詰まっています。「できそう」と思うことがあったら、ひとつでもふたつでも行動に移してみてください。きっと明日をむかえるのが待ち遠しくなりますよ。


 Moさん

『図書館の神様』
瀬尾 まいこ/著 筑摩書房

早川 清は高校の講師。高校時代に汗を流したバレー部の顧問になるためにこの学校にきたのに顧問担当になったのは文芸部。そこにはたったひとりの部員 垣内君がいた。
最初こそ「なんでわたしが」と思っていた清でしたが、垣内君の文学に対する情熱に影響されて……。
清はどういう風にかわっていくんだろう。過去の出来事にどうやって向き合っていくんだろう。自分と清を重ね合わせてページをめくるのが止まりませんでした。
垣内君いい味だしてるなぁ。「文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものをみてるんだ。」このくだり、こんなことを言ってくれる人と高校時代に出会いたかったです。
垣内君が清にあてた手紙にもぐっときました。
その内容はここで言っては野暮というもの。ぜひ手にとって読んでみてください。


Tさん 

『江戸の人になってみる』
岸本 葉子/著 晶文社

前半は江戸の一年を行事を訪ねての散歩エッセイ。後半は江戸の暮らし、朝から寝るまでを長屋の暮らしを見ていきます。
普段、なにげなく過ごしている出来事を「こうだったのか」と思わせます。
たとえば夏の花火。将軍吉宗が1733年に両国で花火をあげたのが、始まりだとか。また、季語で「祭」といえば夏。ではそれはどうしてなのか? 春・秋の区別は?
ブランコって言葉は江戸時代からあったり、江戸時代の人って綺麗好きなのかそうでないのか考えさせられたり、などなど…。
特に時代小説(江戸時代)を読んでいる方には「あ、これだったんだ」を納得できる、かもしれません。


 Wさん 

『ビッグTと呼んでくれ』
K.L.ゴーイング/著  浅尾敦則/訳 徳間書店

身長184p体重135s、力士級の体格のトロイは、自分に まったく自信がもてない17歳。学校ではいつも笑いものにされ、元軍人の生真面目な父親には失望され、弟にはバカにされ、もう死んでしまおうと駅のホームにやってくる。そこで彼に声をかけたのは、伝説的パンクロッカーのカートだった。
ギターをもったら天才でも、家庭の事情でホームレス生活をおくっていたカートは、トロイを「ビッグT」と呼び、ふたりは次第に友達になっていく。何故かカートに見込まれたトロイは、彼と一緒にバンドを組むことになりドラムの猛練習をはじめるのだが……。
はじめはコンプレックスだらけのトロイ君ですが、ユーモアあふれる語り口と、その奮闘、そして変化に、ぐいぐい引き込まれていく、大人も子どもも楽しめる物語です。


 Miさん

『誰とでもラクに話せるコツ101』
今井登茂子/著  高橋書店

「 話し方ひとつで、人生が劇変する  本文より 」
日常生活・仕事・恋愛・冠婚葬祭に至るまでたくさんの「困っ
たこと」に具体的にどう答えたらいいか、1項目につき見開き1
ページでイラストとともに紹介されています。
(例 話題が思い浮かばない 人前だとあがって話せない ご近所
トラブルに対処する 等101項目) 
著者はアナウンサーとしてテレビ局に勤めた後、人材育成を目
的としたコミュニケーションスクールを設立。その30年近くに
渡るノウハウがつめこまれています。
目次から気になる項目だけを辞書のように見るのもよし、熟読するもよし。
話し方ひとつで本当に人生が劇変するかどうか、試してみてはいかがでしょうか。


Nさん

『ブラック企業―日本を食いつぶす妖怪―』
今野晴貴/著  文藝春秋

若者を違法な労働条件の下で使い捨て、人格を崩解させてうつ病や過労死にまで追い詰める「ブラック企業」。その実態と社会に与える影響を告発した第13回大佛次郎論壇賞受賞作です。
若者の“正社員にならなければ”というプレッシャーを利用し、 労働者の代わりはいくらでもいると人材を使いつぶし、自ら辞めていくよう追い詰めていく利益最優先の企業。
個人的被害としてのみでなく、そのつけは医療費・生活保護などの社会保障費の増大や少子化など、私たち社会全体の問題であることがわかります。
 この「ブラック企業」から身を守るにはどうすればいいのか・・・私達にできることは何なのか・・・今から社会に出ていく若者に、是非読んでいただきたい1冊です。
 会社の使命と責任の一番目は、「社員とその家族を幸せにすること」と明言する坂本光司さんの「日本でいちばん大切にしたい会社」(あさ出版)もあわせてどうぞ。


 Sさん

『さようならオレンジ』
岩城 けい/著 筑摩書房

第29回太宰治賞受賞。さらに今回の本屋大賞にノミネートされた1冊です。ハリネズミとあだ名される日本人女性、サリマというアフリカ人女性が、オーストラリアの田舎町の英会話教室で出会い、交流を深めていく中、英語という母国語ではない言語と格闘しながら、各々の人生を切り開いていきます。
作者の岩城けいさんのデビュー作になる小説です。表紙の、オレンジ色の夕陽を見つめながら佇む後ろ姿に、ぜひ思いを馳せてみてください。


 Moさん

『さよならの余熱』
加藤 千恵/著 集英社

いろいろな別れを描いた短編集です。久しぶりに恋愛小説を手に取りました。日々の生活に追われて忘れかけていた情熱、せつなさ、胸がキュンとなるようななつかしい感覚……久しぶりで新鮮な気持ちになりました。
恋愛真っ只中の方、かつて恋愛していた方(笑)、幅広い年齢層の人が楽しめる作品になっています。


Tさん 

『いじわるアイザック』『アイザック恋におちる』 
そのだ えり/〔作〕 ディスカバー・トゥエンティワン

いつもいじわるばかりする、くろいぬアイザック。おとなりにわにのオーリーがやってきて、追い出そうとするのです。でも、いつものようにはいかなくて…?

そして、『いじわるアイザック』の続編といっていいのでしょうか。

『アイザック恋におちる』は、なんとなく愛嬌のある、くろいぬアイザック。そんな彼がある日恋に落ちる?
絵本『いじわるアイザック』とはちがって文字はありません。
でも、彼のいっしょうけんめいさは言葉はなくても通じるのではないでしょうか。言葉はこの本を手に取ったあなたが、想像してみてください。


 Wさん 

『銀二貫』
高田 郁/著 幻冬舎

大坂天満の寒天問屋、井川屋の主・和助は、仇討ちで武士の父を斬られた10歳の少年鶴之輔を、銀2貫で救う。それは大火で焼け落ちた天満宮再建のための大金であった。そうして命を救われた鶴之輔は松吉と名を改め、井川屋の丁稚として、商人としての厳しい生活に耐えながら、取り巻く人々から様々なことを学び、成長していく――。

天下の台所大坂の活気や、人情を描くと共に、今も身近な寒天に関する事柄が鮮やかに描写されており、それもまた印象的でした。

災害や風評被害、ライバルの妨害、どんな絶体絶命の困難な状況にあっても、まわりの人々、商い、そして自分自身に対して、真摯でひたむきに生きていく登場人物たちの姿、人情が心に残る作品です。

さて、作中に様々な形で登場する寒天ですが、作り方、見分け方、レシピ、医学的な情報まで網羅した、寒天についてのガイドブック、『寒天・ところてん読本』。こちらもあわせていかがですか? 


 Miさん

『ミミズクと夜の王 』
紅玉 いづき/〔著〕東京:メディアワークス,
「白状します。泣きました。奇をてらわないこのまっすぐさに負けた。チクショー」 有川浩 解説より
魔物のはびこる夜の森に、額に「332」の焼き印・両手両足に鎖をつけた少女が現れる。人間嫌いの美しい魔物の王に出会った少女が望んだことは?
電撃文庫の本は大人になってしまうと手にとりにくいし、泣ける本といっても私はそんなに簡単に泣けないし……と思いながら読んだのですが、結果は……すみません。私も泣きました。
第13回電撃小説大賞受賞作です。


Nさん

『未来のおとなへ語る 
わたしが正義について語るなら』

やなせたかし 著 ポプラ社 

子ども達の正義のヒーローといえば「アンパンマン」。その生みの親、やなせたかしさんが若者たちに伝えたいメッセージとしてこの本を書きました。
ヒーローにしてはかっこいいとは言えないけれど、困っている子ども達に、自分の顔を分け与えて幸せにするアンパンマン……
そんなヒーローの姿には、やなせさんの戦争体験が大きく影響しています。本当の正義とは何か……正義の味方とはどんな人なのか…… そう考える中で生まれたのがアンパンマンなのです。
やなせさんは、漫画家のほかにも放送作家,「手のひらを太陽に」などの作詞、手塚治虫に請われてのアニメのキャラクターデザイン作り、月刊紙の編集長など多くのジャンルの仕事を引き受けましたが、そこにも彼の生涯を貫くある理由がありました。
さあ、バイキンマンなど2千を超えるキャラクターの誕生秘話・アニメ作りの苦労話など楽しみながら、やなせさんからの94年の人生を通じてのメッセージ,受け取って味わってみて下さい。


 Moさん

『利き脳片づけ術』
脳タイプで、お部屋も心も未来もスッキリ!
高原 真由美/著 小学館

「部屋がなかなか片づかない」「自分では整理整頓したつもりなのに、何かすっきりしない」…こんなことありませんか? この本を読んで、自分の利き脳がわかれば、片付けのヒントになるかも!
利き脳によってタイプを4つに分け、それぞれにあった整理法、スケジュール管理法を提案しています。
ちなみに私は「見た目と実用性のバランスを考える」右左脳タイプでした。本に沿ってスケジュール帳を書き直したら、見やすくてわかりやすい! これからすべきことなどが、すっと頭に入ってきて、先の予定も立てやすくなりました。片付け法もこの通りにすればすっきりした部屋に!…なるように努力中です……。


Tさん 

『今森光彦の昆虫教室』 
今森 光彦/作,広野 研一/絵 童心社

夏休みに入りました。帽子をかぶって、でかけてつかまえてきた虫。これなんだ?と思ったら、この本を開いてみましょう。
「くらしとかいかた」では、人気のあるカブトムシ・クワガタをはじめ、虫の成長の様子を紹介したうえで虫をかうコツを。
「とりかた・みつけかた」では、あみのふりかたから色々な虫の捕り方を。
こどもの頃から虫が大好きだったという写真家今森光彦さんが写真とともにていねいに解説しています。
今森さんのことば“小さな命のふしぎをまなぶ”を体験してみてください。


 Wさん 

『ブラックアウト 』
コニー・ウィリス/著 早川書房 

2060年、時間を遡る技術が開発された時代。オックスフォードの学生たちは、歴史の研究の為、過去の世界へと現地調査にでかけていた。今回の主人公は、第2次世界大戦の研究をしている3人の史学生たち。舞台はナチスドイツの熾烈な攻撃に晒されるイギリス。英雄的な行動をした一般市民や、疎開児童、戦時下のロンドンのひとびとを、安全な場所から観察する調査のはずだったが… 

タイムスリップというSF的なテーマを中心に据えていますが、第2次世界大戦の中で懸命に生きている人々の姿や、当時の様子などを鮮やかに描き出した、歴史小説としても楽しめる1冊です。  

ブラックアウト・オールクリア1・オールクリア2と、3巻構成、ボリュームたっぷりの作品ですが、是非じっくりと、読んでみてください。  

同じオックスフォード史学部を主人公とした作品には他にコメディタッチの『犬は勘定に入れません』シリアスな『ドゥームズデイブック』の2作品があります。どちらも読みごたえのある素晴らしい作品です。


 Miさん

『それからはスープのことばかり考えて暮らした 』
吉田 篤弘/著 中央公論新社

 おいしいものの本が読みたい。
 レシピ本ではない、グルメの本でもない。
 おいしそうなものがでてくる本が読みたい。
 そんな時に思い出す本です。
 ――ある町に引っ越してきた映画好きの青年と、
   彼にかかわる人たちの日々の暮らしを描く物語――
 とてもおいしそうなサンドイッチ屋さんと、
 昔の映画とスープと、
 ゆったりした時間を味わってください。


 Moさん

『おさびし山のさくらの木 』
宮内 婦貴子/文 奥田暎二/絵 あすなろ書房

「大人が読んで泣ける絵本ありますか?」と読みきかせの達人に聞いてみました。その時にすすめられた本です。山にある一本の桜の木と旅人のお話――。

旅を続けていた旅人が、その長い旅を終えようと思った時、またあの桜の木に会いたいと思って行ってみると……。  

寂しさの中にも、暖かいものがある読後感でした。私にとって出会って良かったと思える1冊になりました。絵本は子ども向けだから…と思っている方に、ぜひ手にとってほしいです。


Yさん 

『とうがらしマニアックス』
とうがらしマニアックス編集部/著 山と渓谷社

「激辛」とつく食べ物を近頃、よく耳にします。そんな辛いもの好きな方に見てもらいたいのが、この本です。たくさんの、とうがらしの種類や、とうがらしを使った調味料、それを使った料理など、今までとうがらしを「辛い野菜」だとしか思っていなかった方も、とうがらしのおいしさ、幅広さに驚かされると思います。

小さな本なので見落とされそうですが、是非手にとってみてください。


Tさん 

『戦国時代の余談のよだん。』 
和田 竜/著 KKベストセラーズ

昨年映画化もされた、「のぼうの城」の作者による、戦国時代に関するエッセイならぬつっこみ本ではないでしょうか。

忍者に関して「忍術秘伝書の中身に呆然」「秘伝書は結構普通」などなど さらには、徳川家康は「神君も実は近所のオッサン!?」や「信長の真面目さにさらにがっかりしたものです」など和田竜さんが感じた戦国武将たちが描かれています。 また、著書である「忍びの国」「のぼうの城」「小太郎の左腕」の裏話もかかれています。


 Wさん 

『ゴールドラッシュ! 』
シド・フライシュマン/著 ポプラ社

舞台はゴールドラッシュに湧く19世紀のアメリカ。12歳の少年ジャックは、育ててくれたおばさんの危機を救うため、執事のブライズワージィさんと共にカリフォルニアを目指します。長い船旅、無法者のはびこる西部、立ちふさがるライバルたち。果たしてふたりは困難を乗り越え、無事に金を掘り当て、おばさんを救うことができるのでしょうか。

1966年にディズニーでアニメ化さたこともある、ユーモアたっぷり、ハラハラドキドキの物語。次から次にふりかかるトラブルを、知恵を絞って乗り越えていくふたりを描いた、子どもから大人まで楽しめる、素敵な冒険小説です。


 Moさん

『母の友 』
月刊 福音館書店

月刊絵本『こどものとも0.1.2』『こどものとも』は、図書館でもよく借りられていますが、同じ福音館から出ている『母の友』という雑誌もあるのをご存じですか? A4サイズの小さい雑誌ですが、中身は盛り沢山!

最近では11月号の特集「毎日ひとつお話をこどもに聞かせる一日一話」が特に良かったです。かこさとし、筒井頼子、たかどのほうこ… 

いろいろな作家の短いお話が30日分30話載っています。一日一話、少しずつ読み進めるのも楽しいです。明日はどんな話かな、と、わくわくしました。 毎号、最後のページにある「園めぐり 今日はなあに?」という保育園の給食メニュー紹介も私のお気に入り連載です。

子どもって沢山の人に関わりながら、見守られながら成長していくんですね。


Yさん 

『この年齢(とし)だった! 』
酒井 順子/著 集英社

これってなに? 思わず手に取った本。自分の過去を振り返るのかな? と、目次をみると、レディ・ガガ11歳、山口百恵21歳、市川房枝52歳、向田邦子52歳、その他国内外の有名な女性の名前と年齢。えっ、これ亡くなった歳?違う! なんと、この本は様々な女性偉人の人生における転機となった年齢にスポットをあてて書かれているのです。 著者があえて、この偉人達と自分の人生を比べよ!と提言した一風変わった、大人の伝記です。 秋の夜長に、是非、女性偉人達の様々な転機と人生のものさしを体感してください。


Yさん 

『老いのくらしを変える たのしい切り紙』
井上 由季子/著 筑摩書房

この本はグラフィック工芸家の井上さんとそのお父さんのお話です。井上さんの母親が脳梗塞で突然倒れ、今まで家の事を何もかも妻まかせにしていた父親が急に独り暮らしをすることになり、そんな無趣味の父親を何とか刺激しようと、娘が勧めたのが切り紙ノート作りでした。
始めは乗り気ではなかった父親が、どんどん変化していく姿がすこし切なく、感動的な一冊です。


Tさん 

『十二単衣を着た悪魔』 
源氏物語異聞 内館 牧子/著 幻冬舎

「プラダを着た悪魔」、いえいえ「十二単衣」です。 世界的に有名な「源氏物語」。当館にもいくつもの訳本されたもの、マンガまでありますが、こうきたか!と久々に思わせるものでした。

日雇い派遣伊藤雷が突然「源氏物語」の世界にトリップしてしまったことから始まります。この本の一番の特徴は「弘徽殿女御」にスポットをあてていることです。作者のあとがきでも書かれていますが、良いイメージのない女性です。内館牧子さんの手にかかるとこんな女性になります。本を読み、人それぞれが抱くイメージというのは本当にさまざまなのだと改めて感じさせます。


Wさん 

『星座がもっと見たくなる 星座の物語と見つけ方』 
駒井 仁南子/著 誠文堂新光社

学芸員としてプラネタリウムに携わる著者が星空の楽しみ方を、カラフルなイラストや豊富な写真と共に紹介した『星空がもっと好きになる』に引き続き、今度は星座の物語にスポットを当てた一冊です。前作が、星の見つけ方や服装、双眼鏡やカメラの使い方など、実用的な内容だったのに対して、今度は、星座のなりたち、その物語について、美しい挿絵と共に紹介しています。1つの星座に対して見開き1ページで、きれいにまとめてあり、気軽に星座に親しむことができます。  
この2冊を手に、夏の夜空を楽しんでみませんか?


Aさん 

『おいしい!かわいい!楽しい!「デコクッキー」』 
下迫 綾美/著  講談社

もうすぐ夏休み!子どもたちにとっては楽しみな夏休みですが、ママたちにはちょっと…(笑)そんなママたちも子どもと楽しくクッキーを手づくりしてみませんか?食用色素を使って色付けしたり、アラザンやチョコスプレーでカラフルにしたりと作って楽しい、見て楽しいクッキーが出来上がります。ジャムドロップクッキーや、ココアプレッツェルなど、お家にあるもので作れるクッキーも載っています。


Aさん 

『雪と珊瑚と』 
梨木香歩/著  角川書店

21歳、高校中退、無職、バツイチ、子どもあり。子どもと二人、生活していかなくてはならないが、子どもを預けるところがない。

そんな絶望的な状況を打破してくれるのが、「赤ちゃん、お預かりします」とだけ書かれた一枚の張り紙。

滋味あふれる言葉に助けられ、背中を押してもらい、栄養のある温かい、そしてなにより美味しそうな食事によって一人の大人として成長していく物語。


 Moさん

『続々しごとば 』
『しごとば』シリーズ 鈴木のりたけ ブロンズ新社

鈴木のりたけ『しごとば』シリーズ、3冊目の本になります。絵が細かいところまで描かれていてわくわくします。お坊さんや女優さんのお仕事が興味深いです。よく見てみるとどのページにも、クスッと笑えるところがあるので、そういうのを探すのも楽しいですよ。 子ども向けの書棚にありますが、大人にもぜひ手に取ってほしい本です。


Yさん 

月収15万円でシンプルに暮らす豊かな手引き
『イギリス式シンプルライフ 』

井形慶子 宝島社

生活の豊かさとはなにか? この本はイギリスの生活スタイルに影響を受け、興味をもった著者が、ロンドンにフラット(共同住宅)を購入し、そこへ一つ一つ吟味して、自分の生活スタイルにあったものを楽しみながら揃えていく過程を描いたものです。イギリスの暮らし方や、インテリア雑貨、食器、衣類など紹介しながら、素敵なシンプルライフを実践してる様子が写真やイラストとともに紹介されています。ケチケチじゃない豊かな節約のヒントにもなりますよ。この

他に同著者の『イギリス流にふつうに生きる力』(ベストセラーズ)もおすすめです。


Yさん 

『からだ想いさんの1分間「骨盤ゆがみとり」体操』
松岡 博子/著 アスペクト

「骨盤のゆがみとり体操できれいにやせる」というタイトルを見て、思わず、この本を手に取りました。出産をして、その時の産婦人科の先生に「骨盤がゆがんでいる」と言われ、初めて自分の体がそうなんだ…と気にするようになりました。

体操でゆがみがとれ、やせやすい体になれたり、肌荒れなどのトラブルにも効果的で美肌になれる…という体操なので、試してみようと思います。

骨盤が歪んでいるとお悩みの方は、一緒に試してみませんか?


Tさん 

『竹下佳江短所を武器とせよ』 
吉井 妙子/著 新潮社

今年7月に開催されるロンドン五輪の競技のひとつ、バレーボール。本書はそのバレーボール女子で一線に立つ、竹下佳江について語った本です。彼女はサブタイトルにあるように「世界最小最強セッター」と呼ばれていますが、彼女は当初「バレー選手としては致命的だ」と背の低さゆえに国際大会で負けるたびに批難されてきました。けれども、彼女は自らの「予測能力」、トス、レシーブの技術(人間の力はこんな能力もあるのかと驚かされます)を鍛え磨きあげ、世界の選手・監督たちに「これほど脅威な選手はいない」とまで言わしめ「欠点は長所に大化けするんです」という茂木健一郎氏の言葉を見事に体現し、戦っているアスリートであると伝えるのです。

ちなみに、広島県にも「世界一の名セッター」と呼ばれた選手がいました。 「猫田勝敏」選手です。(当館にも猫田選手の本があります)広島市に彼の功績を称えて建てられた「猫田記念体育館」では現在も国際大会などが行われています。


Wさん 

『からだが元気になるにんにくレシピ』  
永山久夫 池田書店

冷え込む季節になりました。こんな季節は体の中から温まりましょう! 古来より薬としても親しまれているにんにく。その特徴や効用にはじまり、調理のコツ、野菜・肉・魚介など組み合わせる素材別のレシピや、湿布やうがい薬など、食べる以外の利用法、歴史や昔話まで網羅したにんにくづくめの1冊です。

免疫力アップや体質改善に役立つにんにくは風邪の予防にも良いそうです。厳しい冬ですが、工夫して乗り切りたいものです。  同じにんにくの本では、ケンタロウの『にんにく×とうがらし×ケンタロウ』もおすすめです。スタミナがつきそうなメニューがいっぱいです。ぜひ手に取ってみてください。


Aさん 

『みんなで!いえをたてる』 
竹下 文子・作/鈴木まもる・絵 偕成社

はたけのそばのあきちにあたらしいいえがたちます。

こうじがはじまるとショベルカーにダンプカー、ミキサーしゃやクレーンしゃがやってきました。

いえのどだいができると、だいくさんにさかんやさん。すいどうやさんやうえきやさんもいえをたてるのにやってきました。

いえをたてるにはたくさんのひととたくさんのはたらくくるまがひつようです。

定点観測で家が建つまでを楽しく観察できます。


Yさん 

『怪物 』
福田 和代/著   集英社

秋の夜長、どんな本を読みますか?少し、これまでと違った、ジャンルを読んでみようかな?と思われる方にお勧めです。

主人公の刑事はこれまで、人にはわからない「不思議な能力」で、多くの事件を解決してきたが、定年間近にして、時効を迎えた未解決の事件に心を痛める。ある日、失踪者の捜索中、思いがけない場所で、自分の持つ「不思議な能力」によって、「怪物」と出会う。さて、この怪物とは・・・?「不思議な能力」とは?・・・読み終わった後、これはミステリー?と思わせる一冊です。


Hさん 

『困ってる人』
大野更紗/著  ポプラ社

ビルマ難民を研究していた大学院女子(←作者)。ある日とつぜん、原因不明の難病を発症。自らが「難民」となり、病院をたらいまわしにされたあげく、たどりついたオアシス…。

そこからが本当の苦難のはじまりだった!

危篤に陥るほどつらく苦しい難病との闘いを、笑いながらユーモアたっぷりに語る強さはすごい! なにかに「困ってる」人たちを明るく前向きにさせてくれる1冊です。


Yさん 

『ふろしき便利帖』
菊田圭子/著  講談社

近頃「ふろしき」と聞いても、私には必要ないものと思われる方が多いかもしれません。

でも、最近、買物にはかかせないエコバックとして活用できたり、プレゼントのラッピングや、クッションカバーなど、お部屋のインテリアとしてつかったりと、意外に便利に使えるものなんだと、この本を読んでみて驚きでした。

ぜひ、この本を参考に「ふろしき」のいろいろな活用術をためしてみてください。


Wさん 

『テメレア戦記』  
ナオミ・ノヴァク/著  ヴィレッジブックス

時はナポレオン戦争の時代、英国海軍の若き艦長ローレンスは、拿捕した敵艦からドラゴンの卵を手に入れる。船上で孵化したドラゴン、テメレアと心を通わせたことから、彼は飛行士として、空へと旅立つことになる――。  

この小説の舞台は19世紀初頭の史実をベースとした世界。現実と同じように歴史は動いていますが、ひとつ異なる点は、あたりまえのようにドラゴンが空戦の主役となっていること。海洋冒険小説とファンタジーが上手くミックスされた楽しい作品です。世界観にもわくわくしますが、何よりも、登場キャラクターが魅力的で、真面目で少々苦労症なローレンスをはじめとする人間たち、そして、その人間たちと絆を結ぶ、多彩なドラゴンたちも、とても個性的に描かれています。舞台はイギリスから、中国、トルコ、4巻ではアフリカへと、世界中を駆け抜けていくことになりますが、物語がどう動いていくのかも楽しみです。  

映画『ロード・オブ・ザ・リング』の監督ピーター・ジャクソンが映画化の権利を獲得し、映画化の話も進んでいるとのこと。中高生から大人まで楽しめる良質のファンタジー、夏休みの読書にいかがですか? 小・中学生のみなさんには、少しこわ〜い吸血鬼と海賊船の出てくる、『ヴァンパイレーツ』もおすすめです。


Aさん 

『はじめて哲学する本』 
藤原 和博/著  ディスカヴァー・トゥエンティワン

哲学というと、高校の時に授業で教わったニーチェやサルトルなどの哲学者を思い出す。でも、難解なイメージしかない。

杉並区立和田中学校校長として「よのなか科」や「夜スぺ」などユニークなプロジェクトを実施した著者がわかりやすい言葉で哲学を解説。

「どうして勉強をしなければいけないの?」という子どもたちの永遠の疑問に答えてくれるこの本は、身近な「なぜ?」「どうして?」を考えることが哲学することなんだと教えてくれる。


Tさん 

『おかえり。5ねんぶりの生協の白石さん』 
白石 昌則/著 ポプラ社

ベストセラー「生協の白石さん」ふたたび。 今回は学生さん向け、というよりも新社会人から社会人にむけてのもので 前作同様、思わずクスッとさせるものや言葉遊びのようなものなど、ひとりの社会人先輩としての助言などを言葉の面白さと一緒に伝えながら様々な"働く"ことを教えてくれます。この本を読んで「あ、みんなもそうだったんだ」と思えるのではないのでしょうか。働いて疲れている人、ぜひ読んでみてください。


 

『おかあさんとあたし』
ムラマツエリコ/なかがわみどり著 大和書房

おかあさんといっしょにいたあの頃、なんてことない、毎日が幸せだった、子どもの自分に戻ってみませんか?

イライラしがちな時も、ちょっとこの本をのぞくだけで気持ちがあたたかくなります。

今、リアルタイムで子どもとの時間を過ごしている「おかあさん」にも、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。


Yさん 

『農家の嫁の事件簿』
三上亜希子/著 小学館

埼玉のサラリーマン家族に生まれ育った著者が、学生時代にフィールドワークで訪れた岩手県の自然と人に惹かれ、ひとりで移住し、その後、牛を育てたり、ワサビを作ったりしている農家の嫁となったお話です。

誰が、いつ、どこで、何をしたかがすぐわかってしまうご近所との暮らしの中で、近所の人からの「隠れようとするから気になるの。隠れるのなんて無理なんだから、最初から、みんなが知っていると思えば気にならない、気にならない」という言葉に納得し、開き直れたり、携帯電話も圏外だったりと、大変なこともあるけど、新鮮なことにいろいろと出会えたり…。

季節の移り変わりや、かわいいイラストが描かれていて、楽しく心穏やかになる一冊です。


Wさん 

『バムとケロのもりのこや』  
島田ゆか 文溪堂 2011/01 

おおらかで、しっかりもののバムと、元気でくいしんぼうのケロのコンビが主人公の楽しい絵本、バムとケロシリーズ。大人気のシリーズに12年ぶりの新刊です。図書館ではすでに予約がたくさんはいっています。  今回は、バムとケロが、きいちごをつみに森にでかけ、だれもつかっていない小屋をみつけるお話です。縄梯子も腐ってボロボロの小屋ですが、ふたりはここを修理して、ふたりの「ひみつのこや」にすることにします。修理が得意ななんでもやのソレちゃんを呼んで、「ひみつのこや」づくりにとりかかりますが…  

木の上の秘密基地とは、なんとも心躍るテーマです。細やかに描きこまれた緑の美しさや、小屋の楽しそうな雰囲気、かわいい小物の数々、そしてどこかでみた仲間たちにも注目です。  

実在する木の上の建物の写真集「ツリーハウス」もおススメです。 「秘密基地」と聞いてわくわくする人は是非!


Aさん 

『おいしい料理が科学でわかる』 
佐藤秀美 講談社 2011/01

日本人の食卓になじみのあるごはんやみそ汁煮物など、科学の視点から昔から言い伝えられているであろう調理方法などが現代の理にかなっているかをわかりやすく解説してある本です。  

以前、炊き込みご飯を炊いた時にかたく炊きあがった謎(?)が解け、ゆでたほうれん草を食べた時の口の中の「ギシギシ感」の解決方法や「あく抜き不要のこんにゃくはそのまま調理していいのか?」など、毎日の食卓の謎が解けていきます。


Yさん 

『着物のえほん』
高野紀子著 あすなろ書房 2009/09

1月は、初詣、年始回り、成人式と1年のうちで一番着物を着る機会が多い月です。

最近の若い方は、着物についてのことは、ほとんどの方がよく知らないと思います。

この本は、着物の種類や正しい着方、基礎的な知識など、絵本のように読みやすく、簡単に説明してくれています。 子どもから大人までが勉強になる本だと思います。


Tさん 

『城と姫』  
楠戸 義昭/著 新人物往来社 2010/05

来年NHK大河は「江」です。戦国時代に織田信長の姪として生まれ豊臣家、徳川家へ嫁ぎ波乱の人生を送った女性ですが、過酷な戦国時代を生き抜いた女性は彼女だけではないのです。たとえば、「満天姫」。彼女は徳川家康の養女となり、広島城城主福島正則の息子正之に嫁ぎますが、政治的思惑により夫を殺され、さらにはその夫との子どもを自ら毒殺しなければならなくなるのです。なぜそうしなければならなかったのか。 戦国時代に自らの役目を果たし、戦い生き抜いた女性たちの一端を垣間見ることができる一冊です。


Wさん 

『卵をめぐる祖父の戦争』  
デイヴィッド・ベニオフ/著 早川書房 2010/08

物語は、作者が祖父に戦時中の体験を取材しに行くところから始まります。

ロシア生まれの祖父は、勝気で魅力的な祖母とふたりで、現在はアメリカに住んでおり、もの静かで、優しく、料理が上手。彼は、18歳になる前、ドイツ人をふたり殺したという。テープレコーダーを前に、その体験が語られていく――。

900日にわたるナチスドイツの包囲の結果、67万人という犠牲者を出したレニングラード包囲戦。その極限状態の中で、祖父は、軍の大佐からとんでもない命令を与えられる。「娘のウェディングケーキのために卵を手に入れて来い」。 

食糧不足で本の糊まで食べる状況下、不可能と思える任務だが、しかし、手に入れないと命はない。祖父は、個性的な相棒とふたりで、卵を求め大冒険を繰り広げることになる。

戦争の悲惨さや愚かさを描くと同時に、人間の勇気や優しさ、友情や恋をユーモアたっぷりに描く名作です。

このハヤカワポケットミステリシリーズは、海外の娯楽小説を数多く紹介しています。文庫コーナーの隅という、なかなか目につかない場所にありますが、リーバス警部シリーズや87分署シリーズなどの警察小説や、推理小説などもたくさん揃っています。思わぬ名作に出会えるかもしれません。秋の夜長に、是非手に取ってみてください。


Aさん 

『空想科学日本昔話読本』 
柳田理科雄/著 扶桑社,2006.04

「科学空想読本」シリーズは空想の出来事が科学的にどこまで正しいのか、そして実際に起こりうる時の条件を検証した本であり、この本は日本人ならば誰もが知っているであろう昔話16話を少し意地悪な角度から検証してある。  「花咲かじいさん」では、大判小判の在りかがわかった飼い犬・シロの嗅覚は平均的な犬の3兆×1兆×1兆×1兆×1万(3恒河紗(こうかしゃ))倍という激敏な臭覚を持っていたり、3か月で15歳の娘に成長したと考えられる「かぐや姫」は食事と入浴は7.2秒で済まさなければならなかったり…  通常、そんなことを考えながら昔話は読まない!というくらい著者のツッコミが満載な本です。


Yさん 

『愛しの座敷わらし』
荻原浩 朝日新聞出版 2008.4

 東京暮らしをしていた家族が、父晃一の転勤がきっかけで、突如築百三年という昔ばなしに出てくるような古民家で田舎暮らしをすることになる。
 でも、その家には「と・と・と・と」と家族以外の足音が…
 紺色の着物を着た、オカッパ頭の座敷わらしの姿が見え隠れする。
 はじめは、慣れなかった暮らしや、家族ひとりひとりの気持ちや考え方がだんだん変化していく。これも座敷わらしのおかげなのか?


Wさん 

『タムタムアフリカ』  
芳地直美/著 山と渓谷社/出版

「本当の自分」をみつけるために、27歳で、勤めていたお仏壇屋さんをやめ、アフリカ横断のリポーターとして旅に出た著者。雄大で、熱気に満ちたアフリカで、キャンプをしながら、ゾウに追いかけられたり、牛の生血を飲んだり、ワニのいる激流に投げ出されたり、そして、アフリカの厳しい現実に直面したりと、大冒険を繰り広げます。

美しいこと、素晴らしいことだけではなく、醜いこと、恐ろしいこと、悲しいことにもぶつかり、命あるものを殺して食べ、生きていくという、生と死の循環を目の当たりにし、たくさんの人々と出会い別れた、その旅の果てに、喜望峰で彼女がみつけた「本当の自分」とは…。

アフリカワールドカップで少し身近になったアフリカ、それがもっと身近になる旅行記です。

さらに知りたい、という方は、アフリカの歴史をまとめた、『アフリカ史』、また、ルワンダの全国民の10%以上の方が犠牲になった虐殺事件の中で、人々を救うために奮闘したホテルマンを描いた『ホテル・ルワンダの男』(素晴らしい映画にもなっています)なども、是非手にとってみてください。


Aさん 

『和菓子のアン』 
坂木 司/著 光文社/出版

和菓子の『餡』なのか。それとも赤毛のアンの『アン』なのか。美味しそうな表紙からして『餡』だろうと思い手に取って読んでみると… 梅本杏子・18歳。高校卒業後はとりあえずバイトでもして「ピンとくる何か」を探そうと進路は未定。で、見つけた「とりあえずのバイト」はデパ地下の和菓子屋さん。 和菓子から派生する謎解きをしますが、季節ごとのお菓子に込められた意味は謎解きの重要なカギとなり、店長さんの細かな観察眼や個性的な同僚の和菓子に関する豊富な知識によって解決へと導きます。


Tさん 

『ロード&ゴー』
日明 恩 双葉社 2009.10 

 誰もが知っている、みたことのある救急車。迅速に行動し、人の命に直面する救急車がある日ジャックされた。犯人は「脅されてやった」といい、救急隊員が要求に従わなければ救急車を爆破するという。犯人の真意は何なのか? 現在問題になっている救急車の問題、搬送問題を交え、普段私たちが知ることのない救急隊員達の活動を話に組み込みつつ、スピード感ある話となっています。  また、救急隊員達の漢(おとこ)ぶりもさることながら、人質となっている救急隊員の奥さんの台詞を始め、周りを囲む「カッコイイ大人たち」が痛快な一冊です。


Yさん 

『ガンバレ!まけるな!!ナメクジくん』
三輪一雄 偕成社 2004.11

 どうしてカタツムリは好かれ、ナメクジは嫌われるのでしょう? ただカラがないというだけで…  実は、ナメクジの先祖は海の中で暮らす、まき貝でした。そう、カラをもっていたのです。この本を読むと、ナメクジが決してあきらめることのないチャレンジャーだということがわかり、ちょっぴり見なおすかも… でもやっぱり本物は気持ち悪いですけどねぇ〜


Wさん 

『本の雑誌』  
椎名誠/編集 本の雑誌社 月刊

図書館には週刊誌から季刊誌まで、200誌以上の雑誌が入っています。最新号は館内で閲覧することができ、また、バックナンバー1年分(週刊誌は半年分)は、貸出もできるようになっています。

その中には、面白いのですが、なかなか手にとってもらえない雑誌もあります。『文藝春秋』や『短歌』『現代詩手帳』『文學界』などに囲まれてひっそりとたたずんでいる『本の雑誌』も、そんな一誌です。

新刊をテンポよく紹介していく『新刊めったくたガイド』は、「おっ、こんな本が出ているのか」と、軽く眺めるのに便利ですし、ユニークな特集も、毎号面白い。1月号の特集は『2009年度ベスト10』2月号の特集は『読書手帳をつけよう!』。ここまではいいのですが、12月号の特集は『この妻がすごい!』。「…え?」という特集が時々あります。編集長・椎名誠らしい、ユニークな記事満載で、ベストセラー系だけではなく、少し珍しい本もたくさん紹介されていますので、本との出会い探しに、是非一度手にとってみてください。


Aさん 

『まがなった』 
砂山 恵美子/えとぶん ポトス出版  2006.11

この冬は何度となく雪が舞い、例年とは違った寒さを感じているのではないでしょうか? 絵本のタイトル「まがなった」とは津軽弁で、「身じたくした」という意味。どんなに寒くても外で遊びたい!そんな雪国では子どもが外へ遊びに出るまでが大変。ほら、おばあちゃんが、「ちょっと、まぢへ(まちなさい)」と呼び止めます。津軽弁の解説付きで、ユーモラスな津軽弁が絵本の世界を身近に感じさせてくれます。


Tさん 

『寅歳生まれはバカ正直な人』 
奈良 泰秀/著  三五館  2006/02

あけましておめでとうございます。2010年は寅年です。では、寅年ってどんなの?という問いにわかりやすく解説したのがこの1冊です。著者は広島の「天ノ岩座神宮」の宮司を務めた方で「十千」から「数霊判断」という専門的なものから寅年の歴史上人物、現代人、性格分析。はては、「マイ神様」までを教えてくれます。寅年の方、または周囲に寅年のいる方は読んでみては?ちなみにこの本、シリーズ化されておりまして、寅年の他にも当館に巳歳、子歳、丑年、戌歳、亥歳のものもありますので、いかがでしょう?


Yさん 

『サンタクロースはきっとくる』  
薫くみこ作/小松咲子絵 ポプラ社 2003/11

イブをむかえる夕ぐれの空、金色になったクリスマスの雪たちは、地上に近づくにつれ、町の上に浮かんでいる奇妙なものに気がつきました。 「サンタクロースなんていやしない… サンタクロースなんてどこにもいない…」信じる心と夢を失ってしまった町の人たち。とたんに金色だった雪は、輝きを失い、青く凍りつきました。そこに、夢を信じ続ける女の子がひとり…  女の子はこの町に輝くクリスマスの雪たちを、取り戻すことができるのでしょうか。


Wさん 

『平家物語絵巻』  
12巻 小松茂美/編 中央公論社 1995/08

10月は蔵書点検で12日間にわたり休館させていただき、ご迷惑をおかけしました。おかげさまで、館内の全資料を点検することができました。蔵書点検は、1冊1冊、資料を手にとってバーコードを読み込んでいくという地道な作業なのですが、その中で、おお、こんな本があったのか!と職員もびっくりすることがあります。特に目につきづらいのが、書架のスペースの都合から、新聞・雑誌コーナーの隅に追いやられている大型本です。この平家物語絵巻全12巻は、美しい絵巻の下に、原文と口語訳が併記されており、平家物語の世界を満喫することができます。が、背表紙が地味なのと、目立たない位置にあるのとで、なかなか手にとってもらえない不遇の本でもあります。35センチと、かなり大きな本ですが、合戦シーンなどは大迫力です。ソフトカバーで持ち運びは楽になっていますので、秋の夜長に、いかがでしょうか。  ほかにも画集や写真集など、大型本にも良い資料がたくさんありますので、是非ご利用ください。ご協力、ありがとうございました。


Aさん 

『いい加減は良い加減 
   南極料理人のレシピ&ひとりごと』

西村 淳 ゴマブックス 2009/09

映画「南極料理人」の原作を書いた著者の、レシピ&ひとりごとをまとめた1冊。著者は2度、南極観測隊に調理隊員として参加している。−70℃という極寒の地でストレスのたまる中、食べることを楽しみに、「正装してフルコース」や、総勢9名の誕生日を「祝日」とし、各々主賓となり、食べたい料理を作ったり…。レシピといっても、全行程は多くて5つ。ほとんどが3行程。料理の苦手な方や、単身赴任のお父さんでも出来てしまいます。キャベツの千切りのレシピまでのっていて、ちょっとびっくりしましたが…。


Tさん 

『くらのかみ』  
小野 不由美 講談社 2003/07

田舎に親戚が集まったある夏休み。子どもたちは親戚から教えてもらった「四人ゲーム」をしてみることになる。四人でやったはずなのに、ゲームが終わったらなぜか「五人」になっていた。だれがふえたのかわからない。大人たちにきいてもわからない。そんななか、その田舎の家には座敷わらし「くらのかみ」という存在と、その家ではなぜか跡取りが育たないことを知る。そして「事件」が起きた。子どもたち「五人」がその不思議な出来事を解明しようと奔走する。五人目はいったいだれなのか。「くらのかみ」とは?子どもたちはどうやって事件を解決するのか?ひと夏の冒険譚。さて、みなさまはこの夏どんな冒険をしましたか?


Yさん 

『なぜならやさしいまちがあったから』  
中山美穂 集英社 2009/05

著者は1985年にデビューして以来、歌手、女優として、第一線で活躍している中山美穂さんです。2002年に作家の辻 仁成さんと結婚、2004年に息子さんを出産、パリで子育てをしながら、CM・映画に出演中です。この本は女性誌「LEE」の2006年10月号から2009年4月号に掲載の連載エッセイ『「気づくこと」の楽しさ』に加筆したものです。日本とはまったく違う生活習慣の中で、子育てをしながら、自分らしく生きていこうとする中山さんの素顔が見えます。何気ないことに幸せを感じ、そしてその幸せの瞬間は数えたらきりがなく、たいしたこともないのですが、その小さなことの重なりあわせが、今の私なのかな、と言える中山さん。ちょっと素敵だと思いませんか…? 


Wさん 

『辺境・近境』  
村上春樹 新潮社,1998/04

村上春樹の新刊『1Q84』が大ブームとなり、図書館にもすでに予約が20件近く入っています。その独特の世界、「満喫した!」という方、「よくわからないなあ」という方、それぞれいらっしゃるかと思いますが、どちらの方も、この機会に紀行などいかがでしょうか。

村上春樹の魅力、「世界を捉え、描く力」を、「現実の場所・出来事」をテーマとすることで、よりわかりやすく感じることができるように思います。小説の場合は「え、どういうことなの?」が先に来てしまい、表現の鮮やかさを味わえないかもしれませんが。無人島で虫の大群に襲われ、メキシコのバスで様々な苦難に遭遇し、香川にうどんを食べに行き…。絶対に行きたくない!と思ったり、これは食いにいかねば!と思ったり、印象的な紀行集です。お酒好きの方には、アイルランドを旅した『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』もおすすめです。 


Aさん 

『干潟ウォッチングフィールドガイド 
〜君も干潟生物調査員〜』 

市川市/共編,東邦大学東京湾生態系研究センター/共編  誠文堂新光社

干潟にいる生物にいつの季節にあえるのか、どんな場所に隠れているのか、丁寧な絵とともに種の特定のポイントなどが書かれています。 干潟の「今」や、干潟観察の準備や観察の際に気をつけるべき点、危険な生物や不思議な生物、干潟の浄化に役立っている生物など、「干潟」がこの一冊に詰まっています。 多種多様な生物が様々に暮らす干潟が、どのようにでき、今どんな問題が起こっていて、未来はどうなるのか、自分の眼で確かめてみてはいかがですか?賀茂川河口にあるハチの干潟のかんさつ会は5月24日(日)から始まります。


Tさん 

『妖盗S79号』
泡坂 妻夫/著 文藝春秋

芸術を愛し、血を嫌う怪盗S79号。彼らが小学校の運動場、美術館から華麗に奪い去っていく。奇術師でもある著者が紙面に奇想天外な方法で、著わしていくのです。それを追いかけるお約束のような刑事を引き連れて、12の事件を起こす。その結末はいかに? 1990年刊とは思えない、時を感じさせない鮮やかな連作小説。2009年2月に死去した泡坂氏の作品。 奇術師が活躍する「奇術探偵曾我佳城全集」もオススメです。


Wさん 

『世界の名画 1000の偉業』
ヴィクトリア・チャールズ 他/著 二玄社

13世紀から20世紀までの名画を幅広く1000点あつめた1冊。かなり分厚い本ですが、枕元において眺めたり、コタツで読んだりするにはちょうどいいサイズです。美術全集は借りて帰るのもちょっと重いですが、これなら鞄にも入ります。
反面肝心の名画は、それ相応に縮小されているので、じっくり鑑賞するには物足りないかもしれません。しかし、注釈や画家の紹介なども程よく織り込まれているので、まずはこれでお気に入りの作品、気になる画家をみつけ、それから図書館の美術全集や画集、画家の伝記などで、じっくり鑑賞してみてください。
美術全集、画集は、新聞・雑誌コーナーの壁際、大型本コーナーに、美術関連の本は700番台の書架にあります。どうぞご活用ください。


Aさん

『子どもに教える今日はどんな日?』 
高橋司/著 PHP研究所 

楽しかったクリスマスや正月も終わり、でも、まだまだ正月気分の抜けない今日この頃…
私たちがいつも何気なく行っている年中行事。由来を知っているものはどれくらいあるでしょうか?
なぜ七五三は11月15日なのか?といったことや、節分や盆踊りの由来、二十四節気の意味や長寿の祝い、その季節の旬の食べ物も載っていて子どもだけでなく大人も学べる1冊です。


Tさん

『お気に入りをとじる やさしい製本入門』 
NHK出版 2008/6

伝えたい物語があり、それを印刷した紙をいくつもの工程を経て表紙をまとい本の形に仕立てる。その製本工芸をフランス語で「ルリユール」といいます。  そしてこの本は「お気に入りをとじる」。  タイトルのとおり、自分があつめたカード(旅行や美術館など)。古くなった手帳。イラスト。表紙が取れてしまったけど、ページがばらばらになってしまったけど、手元においておきたい本をそれぞれ自分の好きな紙で新しく「自分の本」をつくっていくための本です。


Wさん 

『広島お好み焼き 食わずに死ねるか!』 
横山 崇 TJHiroshima 2007/10

お好み焼屋を1000軒回ったという筆者が、イチオシの店を紹介した1冊。ホームページで連載された記事の単行本化です。ホームページならではの広島弁でのユーモラスな語り口で、時にするどく、時に暖かく、そして熱く、美味しい店を紹介していきます。お店の人との陽気なやり取りも面白い。ロシアの軍曹風の店長さんにお好み焼きの美しい食べ方の指導をうけたり(勉強になりました)鉄板の掃除をさせられたり…。残念ながら竹原のお店は紹介されていないのですが、『将軍』さんは「ワシが関西流で好きな店」と1行ですが登場! 続編も楽しみですね。食欲の秋に、是非手にとってみてください。お好み焼きが食べたくなります。


Aさん

『フリーターになるとどうなるの?』 
内田正信/監修 朝日新聞出版 

「フリーターになるとどうなるの?」どうなるって何がどうなるのか?フリーターがいけないっていいたいの?と思って手に取ると小学生向けの経済の本でした。 フリーターになると正社員との福利厚生や生涯賃金の差、果ては経済活動に及ぼす影響まで簡単にわかりやすく説明してあります。  バーゲンや100円ショップのしくみ、お金の価値、ギャンブルでは大儲けできないカラクリまで大人が読んでもへぇ〜と思わせる内容です。  さらに詳しく知りたい方は「知識ゼロからの経済学入門」をオススメ。ミクロ・マクロ経済学から今話題のサブプライムローンまで解説してあります。


Tさん

『言葉と礼節』 
阿川弘之 文芸春秋

タイトルを見た瞬間、どんなかたっくるしい内容かと思ってページをめくってみる。初めは三浦朱門氏との対談…なんのことはない。おじさん同士の日々の座談会。かと思えば、藤原正彦氏との対談では、氏の両親(かの新田次郎・藤原てい)が子育ての仕方の違いで離婚寸前までいき、さらに「もう二度としませんと誓約書を書かされるんです。実印もつかされるのでえらいことです」と、思わず笑いを誘うものもあれば、村上龍氏との対談では娘阿川佐和子が時々茶々をいれたり、時には重い話もありますが、対談集ですので、気になったところを読んでみては?


Nさん

『あぽやん』
新野剛志 文芸春秋 

大航ツーリストの企画課から成田空港所へ異動になった遠藤。そこでは、空港で起こる様々なトラブルを解決し、旅客を無事に笑顔で送り出すという仕事。次々と起こるトラブルに対応していくのか?遠藤と一緒に働く上司や同僚にも注目です。


Wさん 

『捕虜収容所の死』 
マイケル・ギルバート/著 東京創元社

第二次世界大戦も終盤の1943年、イタリアの捕虜収容所では大脱走計画が立てられていた。彼らの切り札は巧妙に隠された地下トンネル。だが、計画もいよいよ大詰め、という局面に至って、トンネル内でスパイの嫌疑がかけられていた捕虜が謎の死を遂げる。4人がかりでなくては入ることのできないトンネル、いったいどうやって彼はそこに入ったのか。そして何故死んだのか。その謎を追うよりも先に、まずはトンネルに捜査が及ぶ前に、死体をなんとかしなければ…。幾重にも張り巡らされた謎、刻一刻と迫るタイムリミット。1952年の作品ですが、色あせることのない、いぶし銀のミステリーです。「週刊文春」2003年傑作ミステリー海外部門第2位、「このミステリーがすごい!2004年」海外編第2位にも選ばれたこの1冊、雨の日にでもじっくりといかがですか?


Aさん

『ホネホネたんけんたい』 
西澤真樹子/監修・解説  アリス館

ホネはだれにでもあるわけではありません。ネコやサカナ、カエルやヘビ、そしてわたしたちのように、体のまんなかに「背骨」がとおっている生きもののことを「脊椎動物」といいます。脊椎動物の体をつくっているのがホネです。(本文より)  そのホネを写真で見てホネのヒミツをさぐります。鳥はホネの中にも肺があったり、ペンギンの脚はホントは長かったり、コウモリの羽のなかには指がちゃーんと5本あったりとホネを見ないと分らないことがたくさん詰まっています。  この部分のホネはなぜこの形になったのか、ホネは生物の進化を物語っています!


 Tさん

『日本の旧家を旅する』 
万 真智子 世界文化社

日々暖かくなり、花が咲き始めるのが楽しくなる時期です。出かける前にちょっとこの本を手にとってみてはいかがでしょう?  色鮮やかな「花」、時代を経た「美」。家の誇りと時代の長さを感じさせ、ときにはため息もでるその美しさを感じさせます。徳川家、冷泉家、島津家、さまざまな「美」を1冊にまとめたもの。読むだけで旅行した気分になれるのでは? そして読んだ後はその場所にいってみたり、近くの「美」を探してみてはいかがでしょう?


Nさん

『いちばんわかりやすい! 飾り巻きずしの作り方』
川澄 健/著 主婦の友社

パンダのかわいい飾り巻きずしの表紙にひかれて選んだこの本は、寿司インストラクター協会認定「飾り巻きずしインストラクター検定」の課題作品の作り方が紹介されています。

初心者にもわかりやすいように、基礎編のすしめしの作り方からとんぼやちょうちょ、うさぎにアンパンマン、最後は漢字巻きまで登場します。もうすぐくる春の行事弁当などの参考にしてみてはいかがですか。見ているだけで楽しくなる本です。


Wさん 

『そして、奇跡は起こった!』
J.アームストロング/著 評論社

1914年、シャクルトン率いる大英帝国南極横断探検隊は、氷に阻まれ、南極大陸の手前で遭難してしまう。マイナス70度にもなる気温、そして引き返そうにも秒速90mの暴風に荒れ狂う海にかこまれた極寒の地で、船を失い、外界と連絡をとる手段は一切ない。まさに絶体絶命の状況に27人の隊員たちは置かれてしまった。しかし彼らは決してあきらめなかった。そして、1年半後、彼らはひとりも欠けることなく生還した――。 彼らはどうやって、そして「どうして」、生きのびることができたのか。この1冊の中にはたくさんのメッセージが込められています。挑戦し、失敗し、それでもあきらめず最後まで闘いぬいた人々の、偉大なる物語です。


Aさん

『絵ときゾウの時間とネズミの時間』
本川達雄 福音館書店 

からだの大きいゾウと、からだの小さいネズミ。どっちが大食漢かというと、からだの小さいネズミ。体重は10万倍の差があるのに、食べる量は約3000倍。  では、長生きするのはどっち?普遍的な時間でいうと、もちろんゾウ。でも、寿命を心臓がドクンドクンと打つ時間で割ったら、ゾウもネズミもおんなじだけ生きている。哺乳類は心臓が15億回打ったらみんな死ぬ。  動物のサイズが違えば機敏さも寿命も違うけど、人間の尺度ではわからない生物の不思議をわかりやすく教えてくれます。  同じ著書が書かれた大人向け「ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学(中央公論社)」はより詳しく書かれていて、「島の理論」も興味をそそります。


 Tさん

『ねむりいす』
ゆーちみえこ/著 ひさかたチャイルド

ある日、森からひろってきた「いす」。 この「いす」はとってもふしぎな「いす」でした。 なぜかだれもがすわってもねむってしまうのです。 あまりにもふしぎな「いす」なので、その「いす」をてばなしてしまうのですが、なぜか「いす」はもどってきてしまうのです。ほとほとこまりはててしまったある日、「いす」はまたふしぎなできごとをおこして、こんどはみんなをよろこばせたのです。さあ、なにがおきたのでしょう。


 Nさん

『北別府学 それでも逃げない』
北別府学・友野庚治/著 グラフ社

プロ野球広島東洋カープの元選手で、20世紀最後の200勝投手、北別府学さんが、50歳を迎えた節目として、プロ野球の世界に入ってから現在まで絶対逃げない人生のあり方など、半生を描いた本です。これまでの野球人としての生き様や、考え方、チームメイトとの思い出、家族や故郷のことについても紹介されています。


Wさん 

『聞かれても答えられないモノの名前』
日本博学倶楽部 PHP文庫

「世の中の、あらゆるモノには名前がある! なぜなら、商品や材料・部品を発注するときに、「あれ」とか「いつもの」と伝票に書くわけはないだろう」(裏表紙より) というわけで、みたことはあるけれど名前は知らない、あんなものやこんなものの名前を紹介している本です。 「お弁当のしきりについてくる、緑色の葉っぱのようなビニールのアレ」「お寿司を乗せる下駄のようなもの」――仕事などで扱っている方には、あたりまえの名前かもしれませんが、あれってなんて名前?と聞かれた時、とっさに答えられる人は少ないのではないでしょうか。当然ですが、聞いてみれば「なるほど、そういう名前ね」と納得するものが殆どで、そう奇をてらったものもありませんが、解説もなかなかに面白く、ためになる楽しい1冊です。 館内閲覧のみとなる参考図書ですが、『ワーズワード』も、美しい絵から名前を調べることができる図鑑ですので、あわせて見ると世界が広がるかもしれません。 この2冊でちいさな「へえ」、をみつけてみませんか?


Aさん

『日本の花火』
小野里公成/著 筑摩書房 

ライフワークとして年間数十箇所の花火大会を各地で観覧している著者。 全国数ある花火大会の中から著者イチオシの花火大会・見逃せない演目を紹介するとともに、知っていれば花火大会が何十倍も楽しめる花火百科がカラー写真で楽しめる。

巻末には花火大会を楽しむための当日の行動や服装、雑踏の中での事故に遭わないための注意等が書かれている。

今年の花火大会に満足した人もしなかった人も、行けなかった人もこの本を見れば、来年は全国の花火大会巡りをしたくなることでしょう。 

→過去のおすすめ本

 


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